とりあえずブログで100記事書いたけど全然アクセスが増えないよ。何がいけないのかな?ブログって稼げないの?
こんな疑問にお答えします。
- 【前提】ブログ100記事はあくまで通過点
- ブログ100記事書いたけどアクセス増えない原因
- ブログ100記事書いたけどアクセス増えない時の対処法
- ブログ100記事書いたあとにやるべきこと
この記事を書いている僕はブログ歴4年。過去100記事以上を書いてきました。またWeb資格でSEO検定を全級保有しています。それらの経験をもとに解説していきますね。
【前提】ブログ100記事はあくまで通過点

まず、100記事はゴールではなく、成長のための通過点にすぎません。
なぜなら、ブログの成果は記事数だけで決まるわけではなく、質や読者への価値提供が重要だから。ただ数をこなすだけでは、読者の心には響きませんし、検索エンジンにも評価されにくいです。
ブログ初心者がとりあえず100記事書く
→記事の質が低く、アクセスは増えにくい
→でもブログ運営のスキルは徐々に身についている
→得たスキルをもとに、次は質の高い記事を50記事書く
→アクセスが増えてくる
→過去記事も修正する
→さらにアクセスが増えてくる
上記のイメージですね。
だからこそ、「100記事を書けば成功できる」と考えるのではなく、「100記事を書くことで成長し、さらに良い記事を書けるようになる」という意識を持つことが大切です。
ブログ100記事書いたけどアクセス増えない原因

アクセスが増えない原因は知っておく必要があるので、この章では、その原因をみていきましょう。
ジャンルの競合が強すぎる
アクセスが増えない原因の一つに、競合が強すぎるジャンルを選んでしまっている可能性があります。
人気のあるジャンルは検索数が多く、上位表示されれば大きなアクセスが見込めます。
しかし、その分、多くの企業やプロのブロガーがすでに高品質な記事を量産しており、初心者が参入しても太刀打ちできません。
競争が激しいジャンルの具体例
例えば、
- 「ダイエット」
- 「投資」
などのジャンルは競争が激しく、大手サイトが上位を独占しています。
このような場合、記事を書いても検索結果で埋もれてしまい、なかなかアクセスを集めることができません。
キーワード選定のやり方が悪い
アクセスが伸びない原因として、キーワード選定のミスが考えられます。
適切なキーワードを選ばなければ、検索結果に表示されにくくなり、読者に記事を見つけてもらえません。
特に、検索ボリュームの大きすぎるキーワードや、逆に検索されていないキーワードを選んでしまうと、効果的な集客ができなくなります。
間違ったキーワード選定の例
具体例を挙げてみます。
- 「ブログ 書き方」→競争が激しく、上位表示が難しい
- 「ブログ 文章 書き方」→検索者の意図がより鮮明になり、上位表示が狙える
上記の通りです。
多くの初心者は、検索ボリュームの大きい競合の強いキーワードばかり狙っているので、結果的に上位表示できずアクセスが来ないといった状況になりがち。
ジャンルを絞れていない
ジャンルが広すぎると、ブログの専門性が伝わらず、アクセスが伸びにくくなります。
幅広いテーマを扱うブログは、情報が散漫になり、読者にとって分かりにくくなりがちです。
また、検索エンジンも「何について書かれたブログなのか」を判断しづらくなるため、SEOの面でも不利になります。
ジャンルが広すぎるブログの例
例えば、1つのブログで以下のような色々なジャンルを扱っていると、一貫性がなくなり専門性が低く見えてしまいます。
- 旅行
- グルメ
- ビジネス
- 自己啓発
そのため、「旅行特化ブログ」など、特定のジャンルに絞り、専門的な情報を深く掘り下げることがアクセスアップのポイントとなります。
記事をリライトしていない
記事を書きっぱなしにしていると、アクセスはなかなか増えません。
一度書いた記事でも、時間が経つと情報が古くなったり、検索ニーズが変化したりします。
そのため、定期的に記事を見直し、最新の情報に更新することが大切です。
リライトが効果的な例
例えば、5年前に書いた「おすすめのスマホアプリ」の記事があるとします。
そのままだと古いアプリが紹介されているかもしれませんが、新しいアプリ情報を追加すれば、再び検索エンジンに評価される可能性があります。
結局のところ、アクセスを増やすためには、定期的に記事をリライトし、読者にとって価値のある内容を提供し続けることが重要です。
SEO対策をしていない
検索エンジン対策をしていないと、どんなに良い記事を書いても検索結果に表示されにくくなります。
SEOとは、検索エンジンに「このページは役に立つ」と判断してもらうための工夫です。
適切なタイトルや見出しの設定、画像の最適化、内部リンクの充実など、基本的な対策をするだけでも、検索結果の順位が変わります。
簡単にできるSEO対策
例えば、「ブログの書き方」についての記事を書く場合、タイトルを「ブログの書き方 初心者向けの簡単ガイド」にすることで、検索されやすくなります。
また、記事内で関連する他の記事にリンクを貼ると、読者が他の記事も読んでくれる可能性が高まり、SEO効果が上がります。
最終的に、SEO対策をしっかり行うことで、記事の検索順位が上がり、アクセスを増やせる可能性が高くなります。
記事の質が低い
記事の質が低いと、読者はすぐに離脱し、アクセスが増えにくくなります。
質の低い記事とは、
- 誤字脱字が多い
- 内容が薄い
- 読みにくい
といったものを指します。
こうした記事は、読者にとって価値がなく、検索エンジンからの評価も下がってしまいます。
例えば、「ブログの書き方」を説明する記事なのに、具体的な方法が書かれておらず、ただ「しっかり書きましょう」といった抽象的な内容ばかりでは、読者の満足度は低くなります。
それよりも、実際の例や画像を交えて具体的に解説した方が、読者にとって役立つ記事になります。
ブログ100記事書いたけどアクセス増えない時の対処法

アクセス増えない時の対処法を解説します。
アクセス解析をして現状を把握する
まずは、どの記事が読まれているのか、どこから流入があるのかを分析しましょう。
以下のツールを活用すると効果的です。
- Googleアナリティクス:ページのPV数、流入元、ユーザーの行動を分析
- Googleサーチコンソール:検索クエリやクリック率(CTR)を確認
- ヒートマップツール(Clarity・Hotjar):ユーザーの動きを可視化
分析するポイントは以下の通り。
- アクセスが多い記事(=強み)
- クリック率の低い記事(=改善余地あり)
- 滞在時間が短い記事(=内容を充実させるべき)
たとえば、アクセスが多い記事はうまくいっている例です。その例を横展開する(狙ったキーワードや記事の書き方)のもありですね。
また、クリック率の低い記事や滞在時間が短い記事は、改善の余地があります。上位記事を比較したり、読者目線で記事を読み直したりして、記事を修正していきましょう。
こんな感じで、データをもとに、改善点を見つけましょう。
ブログジャンルを見直す
アクセスが伸びない場合、まずはブログのジャンルを見直すことが大切です。
選んだジャンルが競争の激しい分野や需要が少ない場合、いくら記事を書いてもアクセスが増えにくくなります。適切なジャンルを選ぶことで、より多くの読者に届きやすくなります。
ジャンルを見直す具体例
例えば、一般的な「ダイエット」ジャンルは競争が激しいです。
しかし、「30代男性向けの筋トレダイエット」など、ターゲットを絞ることで検索結果での競争を減らせます。
また、トレンド性の高いジャンルよりも、長期間検索され続けるジャンルを選ぶと安定したアクセスが見込めます。
ブログのジャンル選びは成功の鍵です。競争率と需要のバランスを考え、適切なジャンルに調整することで、アクセスを増やしやすくなります。
スモールキーワードを狙う
大きな検索キーワードばかり狙っていると、競争が激しくなり上位表示が難しくなります。
競争の少ないスモールキーワード(ロングテールキーワード)を狙うことで、検索結果で上位表示されやすくなり、少しずつ安定したアクセスを確保できます。
スモールキーワードの具体例
例えば、「ブログ 書き方」よりも「初心者向けブログの書き方 コツ」といった長めのキーワードのほうが、競争が少なく、検索者の意図にも合いやすくなります。
スモールキーワードを意識することで、検索上位を取りやすくなり、結果的にアクセスアップにつながります。
ペルソナを設定する
読者のことを深く理解し、的確な情報を提供するためにはペルソナ設定が欠かせません。
ターゲットが明確になっていないと、誰に向けた記事なのか分からず、読者の心に響きません。ペルソナを設定することで、読者が求める情報を的確に提供できるようになります。
ペルソナ設定の具体例
例えば、「20代の社会人向け副業ブログ」では、読者の悩みや知りたい情報を具体的にイメージしながら記事を書くことで、より刺さるコンテンツになります。
ターゲットを明確にし、読者に寄り添った記事を作ることがアクセス増加のポイントです。
競合と自サイトの差は何か調べる
他のブログと自分のブログの違いを知ることで、改善点が見えてきます。
競合が強すぎる場合、同じような内容の記事を書いても埋もれてしまいます。差別化を図ることで、独自性のある記事を作ることができます。
競合分析の具体例
上位表示されている記事と自分の記事を比較し、
- 情報量
- 独自の視点
- 読みやすさ
などをチェックすることで、改善点を見つけられます。
競合との差を理解し、他にはない価値を提供することで、アクセスアップにつなげることができます。
ジャンルを特化させる
幅広いジャンルの記事を書くよりも、一つの分野に特化することで、専門性を高めることができます。
ブログのテーマが広すぎると、読者も検索エンジンも「何のブログなのか」分かりにくくなります。特化することで、SEO効果も高まり、読者の信頼も得やすくなります。
特化の具体例
例えば、
- 「ブログ、投資、美容」→×
- 「ブログ全般」→△
- 「初心者向けワードプレスブログ」→○
上記の通り。
ジャンルはできるかぎり特化したほうが、ターゲットが明確になり、アクセスを集めやすくなります。
専門性を高めることで、検索エンジンと読者の両方から評価されやすくなり、アクセス増加につながります。
過去の記事を修正する
新しい記事を書くことも大事ですが、既存の記事をリライトすることでアクセスを増やせる可能性があります。
古い記事は情報が陳腐化しやすいため、定期的に更新することで検索エンジンから再評価されます。
例えば、「おすすめのスマホアプリ」記事を定期的に最新情報に更新すると、再び上位表示される可能性が高まります。
過去記事の見直しを習慣化することで、継続的なアクセス増加を見込めます。
SEO対策をする
検索エンジンに評価されやすくするためには、基本的なSEO対策が必要です。
SEO対策は色々ありすぎるので、とりあえずは以下3つを意識しておけばいいかなと。
- 内部リンク:関連する記事同士をつなげることで、読者の滞在時間を増やし、SEO評価を向上させることができます。
- E-E-A-Tを意識した記事:検索エンジンは専門性・権威性・信頼性を重視します。信頼できる情報源を示し、正確な情報を提供することで、SEO効果が高まります。
- ユーザーファースト:読者にとって分かりやすい記事を作ることが何より大切です。シンプルで読みやすく、疑問をすぐに解決できる記事が求められます。
これらを意識することで、検索順位が向上し、アクセスが増加します。
高品質な記事を書く
読者に価値のある記事を提供することが、ブログ成功の鍵です。
情報が正確で分かりやすく、読者の悩みを解決できる内容が求められます。
「ブログの書き方」について書く場合、実際の成功事例や図解を加えることで、より理解しやすい記事になります。
読者の立場に立ち、価値のある記事を提供することがアクセス増加の近道です。
Webライティングスキルをあげる
文章の書き方を改善することで、読者にとって読みやすい記事を作れます。
分かりにくい文章は読者にストレスを与え、離脱の原因になります。
シンプルな言葉を使い、見出しや箇条書きを活用することで、分かりやすい記事になります。
ライティングスキルを磨くことで、読者の満足度が向上し、アクセスアップにつながります。
Webライティングスキルの上げ方は、以下記事で詳しく解説しているので興味のある方はぜひ。

ブログ100記事書いたあとにやるべきこと

ブログ100記事書いたあとにやるべきことも紹介しますね。
次の目標を設定する
ブログを100記事書いた後は、新たな目標を設定することが重要です。
目標がないと、方向性を見失いやすくなり、モチベーションも下がってしまいます。目標を持つことで、ブログ運営を継続しやすくなり、成果も出しやすくなります。
例えば、
- 「次の100記事を半年で書く」
- 「月間1万PVを達成する」
- 「収益を月1万円にする」
など、具体的な数値を設定すると行動しやすくなります。
また、大きな目標だけでなく、「週に2本記事を書く」といった小さな目標も決めておくと、継続しやすくなります。
目標を明確にすることで、ブログ運営の方向性が定まり、成長しやすくなります。達成可能な目標を設定し、一歩ずつ進んでいきましょう。
新規記事は最優先で書く
ブログの成長には、新しい記事を定期的に追加することが欠かせません。
検索エンジンは新しいコンテンツを評価しやすく、新規記事を書くことでブログ全体の評価が向上します。また、読者にとっても、新しい情報が定期的に更新されるブログは信頼されやすくなります。
例えば、週に1回は新しい記事を書く習慣をつけることで、ブログの成長スピードを加速できます。また、トレンドや旬な話題を取り上げると、検索エンジンの評価が高まり、アクセス増加につながることもあります。
新規記事を定期的に追加することで、検索エンジンの評価を高め、読者にとっても魅力的なブログを作れます。新しい記事を書くことを最優先にし、継続していきましょう。
継続的にリライトする
新規記事を書くだけでなく、過去の記事をリライトすることも大切です。
時間が経つと情報が古くなったり、検索エンジンのアルゴリズムが変わったりするため、記事を見直すことで最新の情報に更新し、検索順位を維持・向上させることができます。また、文章の読みやすさを改善することで、読者の満足度も上がります。
例えば、1年前に書いた記事の内容が古くなっていた場合、新しいデータやトレンドを加えることで、記事の価値を高めることができます。また、誤字脱字の修正や、より分かりやすい表現に書き直すこともリライトの一つです。
リライトを習慣化することで、ブログ全体の質が向上し、検索順位の維持や向上につながります。新規記事と並行して、過去の記事も見直していきましょう。
というわけで今回は以上です。