ブログ書くときに競合分析するんだけど、どこも文字数多すぎない?競合に勝とうとすると結果的に自分の記事の情報量も増えて文字数多くなるんだよね。てか文字数って多い方がSEOでは本当に有利なのかな?
こんな疑問にお答えします。
- ブログの文字数が多すぎるデメリット
- ブログの文字数の目安
- 多すぎる文字数を改善する方法
この記事を書いている僕はSEO歴4年。SEO検定を全級保有しております。それらの経験をもとに解説していきますね。
ブログ記事の文字数が多すぎるデメリット

以下の通り。
- 読者に好かれにくい
- SEOに悪影響の可能性がある
読者に好かれにくい
長文は読者に好かれにくいです。
長い文章を読むのって、わりとエネルギー使いますからね。
人はネットで長時間ブログを読まない
そもそも思い出して欲しいのですが、ネット検索してそんな長時間ブログ記事読みますかね?
おそらく読まない人が大半かなと。僕自身も何か勉強する時とかくらいしかネットで長々と文字は読まないです。
じっくり文字を読むにしても、本とか、尊敬している人の記事とかじゃないですかね。
ふらっと何か情報を調べたいってなった時は、結論だけパッと見て終わることが大半かなと。
SEOに悪影響の可能性がある
具体的には、離脱率の向上からの検索順位低下ですね。
長すぎる記事はストレス=離脱
先述した通り、長すぎる記事は読者にとってストレスになります。
- 結論がどこに書いてあるかわかりにくい
- 文字が多いと読むのがしんどい
少しでも読みにくいなと思われたら読者はすぐに離脱します。それもそのはずで、気軽に色々な情報を探せるのがネット検索の便利なところですからね。
そして、離脱率が高い記事の検索順位は、低下する可能性が高いです。離脱するということは、その記事に求めていた答えを得られず、他の記事を読みにいっているということなので。
なので、記事は長ければいいというわけでもないんですよね。
ブログの文字数の目安

文字数は多ければいいわけではないのは、理解いただけたかと思います。
とはいえ、「いやいや、でもある程度の文字数の目安はあるでしょ?」と疑問をお持ちの方も存在すると思うので、ここを解説していきます。
- ラッコツールの平均文字数
- SEO界では5000文字
目安1:ラッコキーワードの平均文字数
ブログ記事の文字数の目安は、ツールでだせばOKです。
ツールを使うなら無料で使えるラッコキーワードがおすすめです。

キーワードで検索すると、上部に平均文字数が出てきます。この平均文字数は、競合サイトの文字数を平均したものになります。
今上位表示されているサイトは、Googleから評価されているので、その評価されているサイトの平均文字数がそのキーワードで記事を書く際に参考にできる文字数の目安ということですね。
僕自身、実際にラッコキーワードの平均文字数はたまに参考にしています。とはいえ、あまりツールの平均文字数を過信しすぎるのもよくないですね。なぜなら、今上位表示されている記事が読者にとって最適かどうかはわからないからです。
あくまで現時点でGoogleに評価されているというだけであって、それがベストな記事とは限らないので。
目安2:SEO専門家の間では5000文字
SEO界でよくいわれているのは、だいたい1記事5000文字くらいがいいとされていますね。
これは僕もわりと同意見です。なぜなら、僕自身が書いて記事で上位表示されているものも、5000文字以上のものが多いから。
というより、読者の悩みを解決し、さらに満足度を高めようとすると5000文字は超えることが多いんですよね。
もちろんキーワードによって文字数の目安は変わってくるので、一概にブログ記事を書くなら5000文字だ!というわけでもないです。
文字数をゴールにするのではなく、読者の悩みを解決することを中心に記事を作り、その結果として「文字数が多かった」というのであれば問題ないかと。
ブログの多すぎる文字数を改善する方法

多すぎる文字数に関しては、以下の方法で改善できます。
- 情報の過不足をなくす
- 箇条書きを使う
- 記事を分割する
- ターゲット読者を絞る
情報の過不足をなくす
必要な情報だけを残すことが大切です。
情報を多ければいいというものでもないですし、少ないとそれはそれで読者満足度が低下します。
難しいところですが、このバランスが大事ですね。
不要な情報を削る勇気
多すぎる情報をどう判断しながら減らせばいいのか?
まず、競合サイトに書いている情報を、無思考で自分の記事にも書いたりしてませんかね。これは読者にとって必要な情報であれば書くべきでしょうけど、不要な情報もあったりします。
必要かどうかは「ターゲット読者が誰なのか」によります。
たとえば、水泳初心者の人で、クロールのコツを知りたい人に向けて記事を書くとします。その人にとってバタフライのコツは不要ですよね。
でも競合サイトを見ると、情報を網羅しようとして、クロールだけではなくバタフライのコツも紹介してたりするんですよね。それをそのまま真似ると不要な情報も足してしまい、結果的に長文記事ができちゃうんです。
たしかに今そのサイトが上位に上がっているということは、その時点でGoogleがいい記事だと判断しているからです。でも検索順位は日々変動していますので、もっといい記事が出てきたらその記事が上位にあがってきたりします。
だからこそ、情報は削る勇気を持つことが、いい記事を書くためのポイントです。
箇条書きを使う
要点がいくつか出てくる場合、積極的に箇条書きを使っていきましょう。
箇条書きはシンプルに読みやすいですし、頭に入ってきやすいです。
箇条書きを使った場合と使わない場合
まず、以下のどちらがみやすいですか?
おそらく後者の方がぱっと見で要点がわかりやすいですよね。
要点が複数続く場合や、文章が長くなるようであれば。積極的に箇条書きを使ってみてください。
記事を分割する
長すぎる記事は分けることも得策です。
キーワードを網羅しようとして、1記事が長くなってしまっているケースってありますよね。そんな記事はキーワード毎にわけるのがよかったりします。
たとえば、キーワードが「ブログ 書き方」を狙っている記事の中で、「ブログ 稼ぎ方」についても長々と解説しているとしましょう。この記事はブログ書き方とブログ稼ぎ方とで、2記事にわけてしまうのがいいかと。
ターゲット読者を絞る
そもそもの問題として、ブログの文字数が多い原因はターゲット読者を絞れていない可能性が高いです。
ターゲットが絞れていないと、どうなるかというと…
- 抽象的な記事になる
- 万人受けしようとする
- 情報を網羅しようとする
からです。網羅しようとした結果、文字数が多すぎるという事態になっているのかなと。
なので、そういったときはターゲット読者を1人に絞るといいです。
具体例:ターゲット読者を1人に絞る
たとえば、「プログラミング 始め方」について検索する人は誰か?をイメージしてみます。
これはシンプルに、過去の自分か、友人でOKです。
世の中には、ターゲット読者の
- 年代や性別
- 居住地
- 職業
など細かく設定しましょうと解説している記事は多いんですけど、正直そこまでしなくてもOKかなと。
あとは、設定したその人に向かって、プログラミングの始め方について会話するように文字に起こしてあげるといいですね。
それでは今回はここまでとなります。
アクセスを増やす意地の書き方は、以下で解説しているので、あわせてどうぞ。
