ブログって質と量どっちが重要かよく議論されているけど、どっちも大事だよね。でも両立が難しいよね。質と量のバランスを取る方法ってないのかな?
こんなお悩みにお答えします。
この記事で解説する内容をお読みいただければ、忙しいあなたでもブログで質と量のバランスを取り、アクセスを伸ばす方法を知ることができますよ。
僕自身、Webの資格でSEO検定を全級(1~4級)保有しており、ブログで月3万ほど稼いでいます。それらの経験をもとに解説していきますね。
記事前半で「そもそもブログの質と量とは何か?」と解説し、後半で「ブログの質と量のバランスを取る方法」を解説します。
ではみていきましょう!
そもそもブログの質と量の定義とは
そもそもブログの質と量とは何か説明できますか?
この定義が曖昧なまま、なんとなくで質と量どっちが大事なのかを議論してもあまり意味がないです。そのため、この記事でいうブログの質と量とは何かを先に定義しておきますね。
結論として、ブログの質と量とは、以下のことを指しています。
- ブログの質とは、有用性の高いコンテンツ
- ブログの量とは、記事数や更新頻度の多さ
順番に解説していきます。
ブログの質とは、有用性の高いコンテンツ
ブログの質とは、一言で言うなら「有用性の高いコンテンツ」のことを指します。
以下、Google公式 SEOに記載されている内容ですので、一読しておきましょう。
Google の自動ランキング システムは、検索エンジンでのランキングを上げることではなく、ユーザーにメリットをもたらすことを主な目的として作成された、有用で信頼できる情報を検索結果の上位に掲載できるように設計されています。
引用元:検索セントラル
では有用性の高いコンテンツとは何かというと、以下の通り。
- 読者が求めている情報を提供している
- 客観的意見+独自の視点でも書かれている
- 執筆者の実績/専門性がある
- 記事が読みやすい&装飾やデザインが綺麗
上記のポイントが押さえられている記事は、質が高いといえます。
ブログの量とは、記事数や文字数、更新頻度の多さ
ここでいうブログの量とは、記事数や文字数、更新頻度の多さを指しています。
量をこなすというのは、つまりたくさん記事を書いて、たくさんの情報量を書いて、更新頻度を高めようということです。
よく言われているのは、ブログの毎日更新をしようという意見ですが、これはまさに量を重視している戦略ですね。
ブログは質と量どちらも重要な理由
では次に、ブログは質と量どちらが重要なのかを解説していきますね。
結論として、ブログは質と量どちらも重要です。
「いや、そんなことはわかってる!バランスが取れたら苦労しないよ。」
という意見をお持ちの方もいるかもしれませんが、あらためて、なぜブログは質と量どちらも重要なのかをみていきましょう。
- SEOでは記事の質が重視される
- 質を上げるには量をこなす必要がある
SEOでは記事の質が重視される
SEOでは、記事の質が重視されます。
SEOとは、Googleの検索結果の上位に表示させるための対策のことです。
先述した通り、Googleは「有用性の高いコンテンツ」を重視しています。
そのため、検索結果の上位に表示させるためには、質を追求する必要があります。
質を上げるには量をこなす必要がある
質を上げるにはどうすればいいか?ブログ初心者は特に、はじめから高品質な記事を書くことは難しいですよね。
この答えは、「まずは量をこなしましょう」です。
そもそも、なぜ初心者がはじめから高品質な記事を書くのが難しいかというと、それはブログを書いた経験値が少ないからです。
逆に言えば、ブログをたくさん書けば経験値がたまり、レベルが上がるのでその分質の高い記事も書けるようになってくるのです。
だからこそ、まずはブログの量をこなす必要があります。
量とは何か?をおさらいすると、記事数や文字数、更新頻度をあげることです。
ブログの質と量のバランスを取る方法
ブログの質と量はどちらも重要であることを解説しましたね。
でも現代の社会人は、とにかく時間がないですよね。本業で8時間以上しばられ、帰って副業ブログをやるにしても、平日でも時間が取れて2~3時間程度というところではないでしょうか?
その限られた時間の中で、どうやってブログの質と量のバランスを取れば良いのか?
ここを解説していきますね。
- まずは量をこなす(7割公開)
- リライトでその時点での10割を目指す
- 人気記事集中戦略を取る
上記の順でみていきましょう。
まずは量をこなす(7割公開)
まずは量をこなしていきましょう。
量をこなすことで、高速で経験値が貯まるので、徐々に質の高い記事を書けるようになってきます。
具体的にどうすれば良いのかというと、
7割の力で記事を作成し、公開する
これがいいかと。
7割くらいなら全力ではないので、時間も労力も節約できます。たとえば、1記事に5時間かかる人なら、7割の力で書けば、単純計算で3.5時間くらいでかけるはずです。
7割ってどれくらい?
じゃあ7割ってどのくらいなの?ということが次に気になってきますよね。
これには明確な基準はないです…。自身の感覚で7割くらいかな?で良いと思います。
とはいえ、一応僕個人的な7割の感覚をお伝えするなら、
「必要な情報は書きつつも、画像や装飾などはあとまわしにする」
という感じですかね。
ブログ記事はあくまでもコンテンツが一番重要なので、そこは押さえつつも、他の優先順位が低いものをあとまわしにすればいいかなと。
リライトでその時点での10割を目指す
7割の力で書いた記事は、そのまま放っておくと質が低いままになります。そのため、リライトして10割の質に持っていく必要があります。
リライトとは、記事を修正することです。
リライトは基本的に、情報の追記や読みやすさの改善などをしていきます。
人気記事集中戦略を取る
とはいえ、30記事50記事と増えてきた全ての記事を1記事ずつリライトするのは現実的ではないですよね。ただでさえ社会人は時間がない人が多いので…。
なので、リライトもきちんと優先順位をつけてやっていくことをおすすめします。
ではどうやって優先順位をつければ良いのかというと、人気記事集中戦略を取ると良いかなと。人気時集中戦略とは、僕が勝手につけた名前なのですが、その名の通りアクセス数が多い人気記事を優先的にリライトしていくことです。
アクセス数が多いということは、読まれているということなので、優先的に質を高める必要があります。
そうすることで、検索順位が上がってさらにアクセス数が増えていきやすいです。
ブログ運営において忘れてはいけないこと
今回はブログの質と量について解説しましたが、ブログで最も重要なことがありますので、それを忘れないよう最後に解説して終わりますね。
- ユーザーに焦点を絞る
- 自分自身が成長する
ユーザーに焦点を絞る
ブログ運営において最も重要なこと、それは「ユーザーに焦点を絞ること」です。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用元:Google が掲げる 10 の事実
ユーザーとは読者のことで、読者目線で記事を書けば、必然的に質は高まっていきます。
だからこそ、書きたいことを書くのではなく、読者が何を求めているのかを常に考えながら記事を書くことが大事になってきます。
良い記事を書くには自分自身が成長すること
良い記事を書くには、自分自身がリアルで成長することがポイントです。
たとえば、Webライター向けのブログを運営するなら、自分自身がWebライターとして活動することが大事です。
なぜなら、ブログ運営者に実績や専門性があれば、信頼されやすいからです。
また、ノウハウがたまってくると、リサーチの量も減ってきます。知識が増えるので調べる頻度が少なくなります。つまり、記事を書く時間が短縮できますね。
なので、ブログ運営を継続すると同時に、自身もその分野についての実績を高めていくと良いですね。
ユーザーに焦点を絞りつつ、質と量のバランスをとろう
ブログは質と量どちらも重視すべきですが、時間がない社会人がどちらも重視するには、バランスを取ることがポイントです。
とはいえ、ブログ運営の本質はあくまでも「ユーザーに焦点を絞ること」なので、ここは忘れないよう運営していきましょう。
今回は以上です。