これからブログを始めようか迷っているけど、ブログは時代遅れという意見を目にします。ブログはもうオワコンですか?いまから始めても稼げないですか?
こんなお悩みにお答えします。
この記事で解説する「ブログで収益化はオワコンではない理由」を読めば、なぜブログがオワコンではないのかが明確になり、ブログをすべきかどうか判断できますよ。
僕は現役のブロガー兼プログラマーです。過去に200記事以上を書いてきました。また、Web資格でSEO検定を全級保有しています。それらの知見をもとに解説しますね。
記事前半でオワコンと言われる理由を解説し、後半でオワコンではない理由をご紹介します。
ブログで収益化はオワコンと言われる理由9選
まず、なぜブログは一部の人たちから「オワコン」と言われているのでしょうか?
ブログがオワコンと言われている理由について、以下9つを解説していきます。
- 昔からあるから
- SNSが伸びているから
- アップデートで順位低下したから
- 稼げなかった人の意見
- 競合が多いから
- 上位表示が難しくなったから
- AIが流行り出してきたから
- ステマ規制が入ったから
- 消費者の広告回避意識が強まっている
1.昔からあるから
1つ目は、ブログは昔からあるからです。
ブログで稼ぐと言えば「アフィリエイト」が有名ですよね。そのアフィリエイトが始まったのは、2000年代初期の頃です。
もう20年前からあるビジネスなんですよね。なので「ブログアフィリエイトはもう古い」「ブログは時代遅れ」と言われているのです。
実際に僕はブログでアフィリエイトを始めようとした際に、友人に「アフィリエイトを始めようと思っている」と伝えたところ、「アフィリエイトは時代遅れやな」と言われました。ちなみにその友人はアフィリエイトで月1万円も稼げたことはないとのこと。
このように、ブログは昔からあるという理由で、一部の人たちからオワコン扱いされているのです。
2.SNSが伸びているから
近年、動画やSNSの市場が伸びてきています。そのため、ブラウザで検索する人たちが減ってきています。
利用者は何か調べ物をしたい時に、ググるのではなく、上記のSNSで検索することが増えてきています。
たとえば、以下のようなイメージです。
芸能人の〇〇さんの写真が見たい
→Instagram
サッカーのリフティングのコツが知りたい
→YouTube
映画のレビューをみたい
→X(旧Twitter)
上記の通り。
もちろん中には芸能人の写真が見たい人でも、ググる人はいますし、映画のレビューを見たい人でもググる人はいます。全員がググらなくなったのではなく、他のSNSで調べる割合が増えてきているということです。
そのため、テキストであるブログが読まれる頻度が減ってきており、これが理由で「ブログはオワコン」と言われているのです。
3.アップデートで順位低下したから
ブログは検索エンジンのアップデートによって、アクセス数や収益が左右されます。
いままで稼げていたブログが、アップデートによって検索結果の順位が低下し、全く稼げなくなったというブロガーを時々見かけます。
このような事象が起きうるため、「ブログはオワコン」「ブログはもう稼げない」と言われることがあるのです。
4.稼げなかった人の意見
ブログで稼げなかった人たちが、「ブログはオワコン」と言っているケースもあります。
実際、僕の友人もブログアフィリエイトを過去にやっていた時期があったのですが、月に3000円ほど稼げたものの、それ以上は稼げずにやめたとのこと。
その友人は僕に「アフィリエイトは時代遅れやな」といっていました。でも仮にその友人がアフィリエイトで稼げているなら、おそらく「ブログはオワコン」とは言わなかったはず。
つまり、自分が稼げなかったからブログはオワコンだと判断しているのです。
5.競合が多いから
競合が多いためブログはオワコンと主張されている方もいます。
たしかにブログは、ジャンルやキーワードによっては競合が強く、検索上位になかなか表示されないことがあります。
競合が強いジャンルやキーワードだと、上位表示が難しいので、アクセスがこなくて稼ぎにくいです。
ブログはレッドオーシャンで稼げないから、オワコンと言っているのでしょう。
6.上位表示が難しくなったから
一昔前までは、長文を書けば簡単に検索結果の上位に表示されていました。
でも最近はSEOが難しくなっており、簡単には上位表示できなくなっています。
これも「ブログはオワコン」と言われている理由の1つです。
確かに最近は低品質な記事を書いても、上位表示はされません。でも、だからと言って長文を書けば上位表示されるのかというと、そうでもないです。
ユーザーの悩みを解決できる、「有益な記事」を書いているブログが、検索エンジンに評価され、上位表示されやすくなっています。
7.AIが流行り出してきたから
AIが流行り出したことによって、GoogleやYahooなどでブラウザ検索しない人たちが増えています。
そのため、検索の利用者が減ったことで、ブログはオワコンという意見が出てきています。
AIといえばChatGPTが有名ですよね。質問をすればチャット形式で返してくれるものです。
僕もChatGPTはよく使います。本業がプログラマーなので、よくプログラミング関連のことはGPTに聞いていますね。
とはいえ、検索の利用者が全くいなくなるかというと、そうではないと思っています。
簡単な言葉の意味や、誰かの経験を参考にしたいときなどは、AIよりググった方が情報は手に入りやすいですからね。
8.ステマ規制が入ったから
2023年10月からステルスマーケティングの規制が入りました。その影響で一部のブロガーが「ブログはもうオワコン」と言い始めました。
この規制により、ブログの記事で広告を貼っている場合、それが「広告」であることをわかるよう明記しなければならなくなりました。
そのため、読者がアフィリエイトリンクと理解した上で、広告をクリックするかどうかを判断してもらうようになっています。
これにより、警戒心の強い読者は広告をクリックしなくなり、結果としてアフィリエイトは稼げなくなるんじゃないかと言われているのでしょう。
9.消費者の広告回避意識が強まっている
最近のユーザーは広告を回避する傾向にあります。
YoutubeやSNS、ブログなど、ありとあらゆるところに広告がありますよね。なので、「広告=邪魔」なので回避するという思考になっているのです。
そのため、ブログでも広告が踏まれにくくなり、オワコンと言われているのです。
ブログ収益化はオワコンではない理由8選
僕はブログで収益化はまだまだオワコンではないと思っています。
その理由について、以下8つを解説していきます。
- 2024年も実際に稼げているから
- アフィリエイト市場は伸び続けている
- テキストがおわる時代は当分こない
- AIでは置き換えられないことがある
- SNSからでも集客できる
- Webスキルを身につけられる
- 新規参入者は多いが離脱者も多い
- ブログはリライトができる
順に見ていきましょう。
1.2024年もブログで収益化できている
2024年もブログで収益化できているブロガーはたくさんいます。
これが「ブログはオワコンではない」という何よりの証明ですね。
現に僕は、ブログで月に2万円ほど収益を得られています。他のブロガーは月に10万円、月100万円と稼いでいる人たちはごろごろいます。SNSをみればすぐにでてきますね。
僕は本業はプログラマーなので、ブログを専業でやっているわけではありません。それでも月に2万円ほど稼げていますし、他にも副業ブログで稼いでいるブロガーはたくさんいます。
これらの観点から見て、ブログはオワコンではないといえます。
2.アフィリエイト市場は伸び続けている
アフィリエイトの市場は伸び続けています。
市場が伸びているということは、アフィリエイトの需要があるということ。
以下はアフィリエイトの市場規模推移と予測の画像です。
画像引用元:矢野経済研究所
2024年以降も右肩上がりに市場が伸び続けています。
そのため、ブログはまだまだオワコンにはならないとみています。
3.テキストの需要はなくならない
ブログはテキストがメインのコンテンツです。そのテキストが終わる時代は、僕は来ないと見ています。
仮にテキストの需要がなくなった場合、ブログはオワコンになります。でもテキストの需要がある限り、ブログはオワコンにはならないです。
テキストは、いろいろな箇所で使われていますよね。
- 街の広告のキャッチコピー
- 動画の字幕
- インターネット
- 本や教科書
- 会議の資料
- メールやLINE
- SNS
身の回りを見渡せば、ほとんど「文字」が書かれています。
これらの文字を一切なくし、すべて動画と音声だけにしたとするとどうでしょうか。とても不便な気がします。
なので僕はテキストの時代は無くならず、ブログもオワコンにはならないと思っています。
4.AIでは置き換えられないことがある
AIが流行っていますが、AIでは置き換えられないことがあります。
それが「個人の体験」です。
AIは人ではないので、体験談を述べることはできません。
たとえば、読者が何か情報を調べたい時に、誰かの意見や考え、体験を知りたいとしましょう。その時にAIが書いた記事と、人間が書いた体験談の記事があるなら、ほとんどの読者は後者の人間が書いた記事を読みますよね。
ブログは体験に基づいた情報を書くことで、AIと差別化できます。体験談をもとめているユーザーに見てもらうことができますよね。
なのでブログはオワコンにはならないと考えられます。
5.SNSからでも集客できる
SEOは昔に比べると難しくなりました。しかし、SNSからでもブログにアクセスを集めることができます。
たとえば、記事をX(旧Twitter)に投稿し、拡散されれば、多くの方に読まれます。
僕は過去にXをやっていた時期がありましたが、たしかにXからの流入はバカにできなかったです。いまはSNSに注力する時間がないのでやっていないですが…。
いまでも、ブログとSNSを組み合わせて、収益を最大化しているブロガーはたくさんいます。
ブログはSEOだけに頼らなくても、アクセスや収益は増やせるのです。
6.Webスキルを身につけられる
ブログは収益化できるだけではなく、Webのスキルが身につけられるメリットがあります。
仮にブログで稼げなくなったしても、スキルは身につけられるので、完全にオワコンにはならないでしょう。
ちなみにWebのスキルとは、以下のことを指しています。
- SEO
- Webマーケティング
- Webライティング
- SNS
たとえばWebライティングのスキルを身につけることで、Webライターとしても稼働できます。
ブログを実績の証明物として、Webマーケターに転職している人もいますね。
ブログで得られるスキルはたくさんあります。これからもブログがオワコンになることは当分はないとみています。
7.新規参入者は多いが離脱者も多い
ブログは競合が多いからオワコンという意見があります。
たしかに新規参入者は増えていますが、同時に離脱者も増えているんですよね。ここに目を向けられていない人が多い。
実際、ブログ初心者が3ヶ月もしないうちに更新が止まることはよくあります。トップブロガーに関しては、ブログで大金を稼いだ後に、他の事業に専念してブログの更新をやめる人たちもいますね。
ブログを更新し続けることで、更新が止まった競合サイトよりも記事の品質を確保できます。なので、今稼げていない人でもチャンスがあるのです。
8.ブログはリライトできる
ブログはリライトできるので、オワコンにはなりにくいです。
ブログは簡単に記事を修正できるので、いつでも最新の情報に更新できます。2020年に書いた古い記事を、2024年の最新に更新も可能です。
ブログ記事は資産になので、定期的にリライトしてメンテナンスすることで、継続して収益を得られます。
まとめ:2024年もブログは時代遅れではない
ブログはまだまだ時代遅れではないです。
さいごに本記事のおさらいです。
- 2024年も実際に稼げているから
- アフィリエイト市場は伸び続けている
- テキストがおわる時代は当分こない
- AIでは置き換えられないことがある
- SNSからでも集客できる
- Webスキルを身につけられる
- 仮に失敗してもほぼノーダメージ
- 新規参入者は多いが離脱者も多い
- ブログはリライトができる
上記の通り。
ブログに限らず、他のビジネスにおいても、必ず「オワコン」という人はいます。本当にオワコンかどうかは、「実際に稼げている人がいるのか」で判断してみると良いかなと。
これからブログを始めてみようと考えている方は、以下で月1万稼ぐブログの始め方を手順化しているので、ぜひ参考にしてみてください。