記事を書き続けているのに、ブログの検索順位が上がらないんです。どうすればいいんでしょうか?
検索順位が上がらない原因は、記事ごとに異なりますね。今どの段階で止まっているかを先に切り分けると、直す場所が明確になります。
この記事では、ブログの検索順位が上がらない原因を4つの状態から診断する手順を解説します。


当ブログを運営しているZettoです。過去300記事以上を執筆してきた経験をもとに解説します。
【保有資格】SEO検定全級・WEBライティング実務士・SNSマーケティング検定など
この記事を読めば、自分の記事がどこでつまずいているかを判定でき、次にやる改善策が決まります。


ぜひ参考にしてみてください。
ブログの検索順位が上がらない原因を切り分ける手順


まずは、自分の記事が今どんな状態なのかを確かめるところから始めます。
この章で扱う内容は次の4つです。
- 検索順位が決まる仕組みをおさらいする
- Search Consoleで表示回数と平均掲載順位を見る
- 4つの状態のどれに当てはまるか判定する
- 公開から3ヶ月は検索順位が動きにくい
ひとつずつ見ていきましょう。
検索順位が決まる仕組みをおさらいする


結論から言うと、検索順位は3つの工程を通ってから決まります。
Googleがページを扱う流れは次の通りです。
- クロール:Googleのロボットがページを見つけて読み込む
- インデックス:読み込んだ内容をGoogleのデータベースに登録する
- ランキング:登録済みのページの中から表示する順番を決める
順位が上がらないとき、多くの人はランキングだけを気にしますが、実際にはクロールやインデックスの段階で止まっている記事も少なくありません。
どの工程でつまずいているかを先に確かめると、無駄な書き直しを減らせます。
検索の仕組みはGoogleの公式サイトでも公開されています。気になる方はGoogle 検索の仕組み(Google 検索セントラル)も見てみてください。
僕も最初の頃はランキングばかり気にして、インデックスの確認を完全に後回しにしていました。
Search Consoleで表示回数と平均掲載順位を見る


自分の記事の状態は、Search Console(サーチコンソール。Googleが無料で出している検索状況の確認ツール)で確認できます。
- 「検索パフォーマンス」を開き、期間を過去3ヶ月に設定する
- 「ページ」タブから、調べたい記事のURLを選ぶ
ここで見る数字は、表示回数と平均掲載順位の2つだけで十分です。
表示回数は、検索結果に自分の記事が出た回数を指します。平均掲載順位は、出たときの平均の順番になります。
表示回数がゼロに近ければ検索結果にほとんど出ていない状態で、表示回数があって順位が40位台なら記事の中身を見直す段階かなと。
つまずきやすいのは、クリック率ばかり見てしまうパターンです。順位が低いうちは、クリック率を触っても数字は動きにくい傾向があります。
4つの状態のどれに当てはまるか判定する


数字を見たら、記事を次の4つの状態に振り分けます。
- 状態①:検索してもページが出てこない(インデックス未登録)
- 状態②:表示回数がほぼゼロで圏外(51位より下)
- 状態③:平均掲載順位が30〜50位
- 状態④:平均掲載順位が11〜20位
同じ「検索順位が上がらない」でも、この4つでやることはまったく変わります。状態①なら文章を直しても意味がなく、状態④なら文章の量を増やしても順位は動きにくいです。
自分の記事がどの状態かを決めてから改善に入るのが、遠回りしないコツですね。
記事単位で状態を書き出すと、直す順番も見えてきます。僕はスプレッドシートに一覧で並べる形が好きですね。
公開から3ヶ月は検索順位が動きにくい


公開したばかりの記事は、順位を見て一喜一憂しなくて大丈夫です。
Googleが記事の評価を固めるまでには、ある程度の時間がかかります。
イメージとしては筋トレに近いかなと。1週間トレーニングしただけで体つきは変わりません。
目安として、公開から3ヶ月は様子を見る期間として扱う人が多いです。
その間にやるなら、既存記事の直しより新しい記事の追加のほうが手応えが出やすい傾向があります。
ここまでで、自分の記事がどの段階で止まっているか判定できたはずです。
僕は公開2週間で順位を確認しては落ち込んでいた時期がありました。今は月1回だけ見るようにしています。
検索順位が上がらない状態別の改善策


先ほど振り分けた4つの状態ごとに、やることを整理します。
この章の内容は次の通りです。
- インデックスされていないときの対処法
- 圏外から検索順位が上がらないときは検索意図を疑う
- 30〜50位で停滞しているときのリライト
- 11〜20位で伸び悩むときに足りない一次情報
それぞれ解説します。
インデックスされていないときの対処法


状態①の記事は、まずGoogleに登録してもらうところからです。
確認と対処の手順は次の4つになります。
- URL検査:サーチコンソール上部の検索窓に記事URLを貼って状態を確認する
- インデックス登録をリクエスト:未登録と出たら申請ボタンを押す
- noindexの確認:記事に「検索結果に出さない」設定が残っていないか見る
- 内部リンク:他の記事から、その記事へリンクを1本以上つなぐ
見落としがちなのが、最後の内部リンクです。どこからもリンクされていない記事は、ロボットに見つけてもらいにくくなります。
なお、リクエストを出してもすぐ登録されるとは限りません。数日から数週間かかる場合もあります。
僕は下書き用の設定を消し忘れて、noindexのまま放置していた記事がありました。地味にショックでしたね。
圏外から検索順位が上がらないときは検索意図を疑う


状態②の記事は、文章の細かい直しより検索意図のズレを疑うほうが近道です。
検索意図とは、その言葉で検索した人が知りたい中身のことを指します。
上位記事の見出しと自分の記事を並べて比べる


やり方はシンプルで、狙ったキーワードで検索して上位5記事を開きます。そして各記事の見出し(H2・H3)をメモに書き出し、自分の記事の見出しと並べます。
5記事中4記事に入っている項目が、自分の記事にない場合は要注意です。読者が期待している答えが抜けている可能性があります。
ただし、全部そのまま真似する必要はありません。共通項目を押さえたうえで、自分だけの内容を足す形が理想かなと。
見出しの組み立て方そのものを見直したい方は、以下の記事で作り方を解説しています。あわせて読んでみてください。


タイトルと導入で答えを先に出す


読者は、探している答えがなさそうだと数秒でページを閉じます。
そのため、記事の結論を後半に置くのは損です。
タイトルで「何がわかる記事か」を示し、導入文で答えの方向性まで書いてしまいます。
たとえばこの記事なら、冒頭で「4つの状態に切り分ける」と先に伝えている形ですね。
30〜50位で停滞しているときのリライト


状態③は、内容は認識されているものの、上位記事より情報が足りていない段階です。
リライトで手を入れるポイントは次の3つになります。
- 見出しの追加:上位記事にあって自分にない項目を足す
- 情報の更新:ツールの画面や数字が変わっていないか確認して直す
- 具体例の追加:抽象的な説明に、自分の手順や実際の数字を添える
直したら、日付をメモに残しておきます。順位が動くまでには時間がかかるため、2〜4週間ほど様子を見る形が現実的です。
リライトは1記事ずつ丁寧にやるほうが、あとで効果を判断しやすいと感じています。まとめて10記事直すのはおすすめしません。
記事全体の型から見直したい場合は、以下の記事で構成の作り方をまとめています。


11〜20位で伸び悩むときに足りない一次情報


状態④まで来ると、情報を網羅するだけでは差がつきにくくなります。1ページ目の記事は、どこも必要な項目を一通り書いているためです。
そこで効いてくるのが一次情報です。一次情報とは、自分で試した結果・自分で撮った画面・自分の失敗など、他の人が書けない中身を指します。
体験談として、僕は以前ツール系の記事で、他サイトに書かれている内容をまとめ直しただけの文章を書いていました。
その後、実際に自分で使ってみて、つまずいた場所と解決までの手順を書き足しました。書いていて記事の説得力が変わった手応えがありましたね。
11〜20位の壁は、文字数ではなく自分にしか書けない情報で越えていくイメージですね。
ここまでが状態別の改善策になります。自分の記事に当てはまる部分から手をつけてみてください。
僕的には、一次情報を足す作業がいちばん時間はかかるけど、いちばん楽しいところかなと。
記事を直しても検索順位が上がらないときに疑う点


記事単体を直しても動かないときは、視点を記事の外に広げます。
この章で見ていくのは次の3つです。
- キーワードの難易度が今のブログに合っていない
- サイト全体の設計が評価を分散させている
- AIで書いた記事に足りない要素を人力で補う
詳しく掘り下げていきます。
キーワードの難易度が今のブログに合っていない


そもそも狙う相手が強すぎるケースがあります。
確認方法は簡単で、検索結果の1ページ目の顔ぶれを見るだけです。
上位が企業の公式サイト・公的機関・大手メディアで埋まっていれば、個人ブログが割って入るには時間がかかります。
その場合は、2〜3語を組み合わせた検索語に切り替えると戦いやすいです。たとえば「ブログ 検索順位」より「ブログ 検索順位 上がらない 3ヶ月」のほうが、読者の悩みも具体的になります。
僕は最初、1語の大きなキーワードばかり狙って空振りしていました。今は3語で書いてから広げる順番にしています。
サイト全体の設計が評価を分散させている


似たテーマの記事が何本もあると、評価が分かれてしまう場合があります。たとえば「ブログの始め方」の記事が3本あると、Googleはどれを出すか迷います。
対処としては、中身の近い記事を1本に統合するか、役割を分ける方法があります。
役割を分けるなら、全体をまとめた1本を親記事にして、細かい話は子記事に振り分ける形です。そのうえで親子を内部リンクでつなぎます。
サイト全体の組み立て方は、以下の記事で図解しています。記事が増えてきた方は先に読んでおくと迷いにくいです。


AIで書いた記事に足りない要素を人力で補う


ChatGPTやClaudeで下書きを作ると速い反面、内容が平均的になりやすい傾向があります。
AIは公開されている情報をまとめるのが得意な一方、あなたが体験したことは知らないためですね。
そこで、AIの下書きに次の3つを人の手で足します。
- 自分の体験:実際にやってみた手順と、うまくいかなかった部分
- 判断の理由:なぜその方法を選んだのかという考え方
- 具体的な数字:期間・回数・画面の場所など、読者が再現できる情報
この3つが入るだけで、記事の印象はかなり変わります。
AIは強力な相棒ですが、そのまま出すと個性が消えてしまいます。下書きはAI、仕上げは自分、という分担が扱いやすいかなと。
記事単体で解決しないときほど、キーワード選びやサイト全体を見直す価値があります。
AIに全部書かせた記事と、自分で体験を足した記事を並べると、読み返したときの愛着がまるで違いますね。
検索順位が上がらないときによくある質問


よくある質問と回答をまとめました。
- ブログの検索順位は何ヶ月で上がりますか?
- 順位を上げるには記事数がどれくらい必要ですか?
- 一度上がった検索順位が下がったときはどうしますか?
順番に確認していきましょう。
ブログの検索順位は何ヶ月で上がりますか?


キーワードの競合度によりますが、3〜6ヶ月を目安にする人が多いです。
公開直後は評価が固まっていないため、順位が大きく揺れることもあります。
まずは3ヶ月待ち、それでも表示回数がゼロに近いなら記事の見直しに入る流れが現実的ですね。
順位を上げるには記事数がどれくらい必要ですか?


記事数そのものより、テーマのまとまりが大切です。
同じテーマの記事が10本あるサイトと、バラバラな話題が30本あるサイトなら、前者のほうが評価されやすい傾向があります。
目安としては、狙うテーマで20〜30本の塊を作るイメージですね。
一度上がった検索順位が下がったときはどうしますか?


すぐに記事を全面的に書き直すのは避けたほうが無難です。順位は日々変動しますし、Googleの大きな更新(コアアップデート)の影響を受ける場合もあります。
まず1〜2週間は様子を見ます。そのうえで下がったままなら、競合記事が更新されていないかを確認する流れがおすすめです。
順位が下がった日に慌てて直して、余計に悪くしたことがあります。今は一晩置いてから考えるようにしていますね。
検索順位が上がらない原因を切り分けて次の一手を決めよう


ここまでの内容を、最後に整理しておきます。
ブログの検索順位が上がらないときは、記事を4つの状態に切り分けるところから始めます。
- インデックス未登録:登録の確認
- 圏外:検索意図の見直し
- 30〜50位:リライト
- 11〜20位:一次情報の追加
それでも動かないときは、キーワードの難易度やサイト全体の設計に目を向けます。
大事なのは、原因を決めてから手を動かす順番ですね。
やみくもに直す前に、まず状態を確かめればいいんですね。私も一覧を作ってみます。
その順番がいちばん近道かなと。1記事ずつ状態を書き出すだけでも、やることがかなりはっきりしますね。
記事の書き方そのものを土台から見直したい方は、以下の記事で手順をまとめています。改善のスピードが上がるはずです。











