昔書いたブログ記事を直したいんですけど、リライトのやり方が分かりません。どこから手を付ければいいんでしょうか?
検索順位が11位〜30位あたりの記事から手を付けると変化が出やすいですね。すでにGoogleから一定の評価をもらっているので、少し足すだけで順位が動くケースが多いです。
この記事では、ブログのリライトのやり方を5ステップで解説します。


本記事の専門性
当ブログを運営しているZettoです。過去300記事以上を執筆してきた経験をもとに解説します。
【保有資格】SEO検定全級・WEBライティング実務士・SNSマーケティング検定など
この記事を読めば、リライトする記事の選び方から具体的な手順、効果が出ないときの対処法まで一通りわかります。
ぜひ参考にしてみてください。
リライトするブログ記事の選び方


リライトは「どの記事を選ぶか」で結果の大半が決まります。
- リライトで伸びやすい記事の3つの条件
- サーチコンソールで候補記事を探す手順
- アクセスがほとんどない記事の判断基準
- リライトの優先順位の決め方
ひとつずつ見ていきましょう。
リライトで伸びやすい記事の3つの条件


結論から言うと、検索順位が11位〜30位の記事が最も伸びやすいです。
すでにGoogleから一定の評価を受けている記事だからですね。ゼロから評価を作る必要がありません。
伸びやすい記事の条件は次の3つです。
- 検索順位が11位〜30位:1ページ目まであと少しの位置にある
- 表示回数はあるのにクリックが少ない:タイトルと検索意図がずれている
- 公開から3ヶ月以上たっている:Googleの評価がある程度固まっている
僕も最初のころは、まったく表示されていない記事から直していました。ところが順位はほとんど動かず、時間だけが過ぎていったんですよね。順位が惜しい記事を選べば、少ない手直しでも変化が出やすくなります。
僕の場合、20位前後の記事を直したときがわりと手応えがありました。
サーチコンソールで候補記事を探す手順


候補記事は、サーチコンソール(Googleが無料で提供している、検索での見え方が分かるツール)で探します。
自分の記事が何位で、何回表示されているかが数字で分かるためです。
探すときの手順は次の通りです。
- 「検索パフォーマンス」を開く
- 期間を「過去3か月」に設定する
- 「ページ」タブでURLごとの数値を表示する
- 平均掲載順位が11位〜30位のURLを書き出す
表示回数の多い順に並べ替えると、伸びしろの大きい記事から見つかります。数字を見ながら選ぶだけで、直す記事選びの迷いはかなり減りますね。
アクセスがほとんどない記事の判断基準


3ヶ月たっても表示回数がほぼゼロの記事は、文章より先にキーワード(言葉)を見直します。
読んでもらえない原因が、記事の中身ではなく狙うキーワードにあるからです。
たとえば「ブログ 稼ぐ 方法」のような大きすぎる言葉は、上位が大手サイトで埋まっています。僕も同じような言葉を狙って、まったく表示されなかった記事がありました。
この場合は書き直すより、もう少し絞ったキーワードで新しく書く方が効率がいいです。
表示ゼロの記事を何度も直して、結局動かなかった経験があります。あれは記事の問題ではなく、キーワード選びの問題でしたね。
リライトの優先順位の決め方


優先するのは、成果に近い記事からです。
同じ手間をかけるなら、返ってくるものが大きい記事を先に直したいところですね。
優先順位の付け方は次の通りです。
- 商品やサービスを紹介している記事:順位が上がると成果につながりやすい
- 順位が1ページ目に近い記事:少しの手直しで届く可能性がある
- すでにアクセスがある記事:読者の離脱を減らす効果が大きい
全部を一度に直そうとすると、手が止まりやすくなります。月に2〜3記事だけ選ぶくらいが、無理なく続けられるペースかなと。
リライトは記事の書き方の基本が土台になります。文章の型からおさらいしたい方は、以下の記事を読んでみてください。


ここまでで、どの記事から手を付ければいいかは見えてきたはずです。
僕は月初にリライト候補を3つだけ選ぶようにしています。数を絞った方が、1記事にちゃんと向き合えるかなと。
ブログリライトのやり方を5ステップで解説


ここからは、実際のリライト作業を5つの手順に分けて解説します。
- STEP1:リライト前の数値を記録する
- STEP2:検索意図を調べ直す
- STEP3:上位記事との差分を洗い出す
- STEP4:記事の中身を作り直す
- STEP5:インデックス登録をリクエストする
さっそく見ていきましょう。
STEP1:リライト前の数値を記録する


記事を触る前に、今の数値をメモしておきます。
記録がないと、直した後に良くなったのか判断できなくなるためです。
記録しておく項目は次の3つです。
- 平均掲載順位:サーチコンソールの数値をそのまま控える
- 表示回数とクリック数:過去3か月分をまとめて見る
- リライトした日付:効果が出るまでの期間を測るために使う
地味な作業ですが、ここを飛ばすと次のリライトに知見が残りません。
STEP2:検索意図を調べ直す


次に、狙っているキーワードで実際に検索し直します。検索意図(読者が何を知りたくて検索したか)は、時間とともに変わるからですね。
見るのは上位10記事のタイトルと見出しです。多くの記事に共通する内容が、今求められている答えになります。たとえば手順の解説ばかりだった検索結果に、比較記事が増えていることもあります。
その場合は、自分の記事にも比較の視点を足す必要が出てきますね。
上位記事を見るときは、読者になったつもりで読むようにしています。書き手目線だと「自分の方が詳しい」で終わってしまうので。
STEP3:上位記事との差分を洗い出す


上位記事と自分の記事を並べて、足りない部分を洗い出します。順位が上がらない記事は、読者の疑問に答え切れていないことが多いためです。
差分の洗い出しは、次の流れで進めます。
- 上位3記事の見出しをすべて書き出す
- 3記事すべてに共通する見出しに印を付ける
- 自分の記事にない項目をリストにする
共通して出てくる見出しは、読者がほぼ確実に知りたい情報です。ここが抜けていると順位は伸びにくくなります。見出しをClaudeやChatGPTに貼り付けて、共通点と抜けを整理してもらう方法もありますね。
STEP4:記事の中身を作り直す


洗い出した差分をもとに、記事を書き直していきます。手を入れる場所は主に4か所です。
タイトルを検索意図に合わせて付け直す


最初に見直すのはタイトルです。同じ順位でも、タイトル次第でクリック率は大きく変わります。
具体的には、記事の中身を表す数字や、読者の悩みそのものの言葉を入れます。「ブログのリライトのやり方」より「ブログのリライトのやり方5ステップ」の方が、中身が想像しやすいですね。
タイトルの付け方をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事で例つきで解説しています。


見出しに不足しているトピックを足す


STEP3で見つかった不足分を、見出しとして追加します。追加するときは、記事の流れに合う位置に入れるのがポイントです。
話の順番が前後すると、読者が迷子になってしまいます。
なお、上位記事にあるからといって、無関係なトピックまで足す必要はありません。
古い情報を最新の内容に更新する


情報が古いまま残っていないかを確認します。料金・サービス名・管理画面の名称は、思っている以上に変わっていきます。
「2023年時点」のような書き方が残っていれば、そこも見直しの対象ですね。
画面のスクリーンショットが古い場合は、撮り直すと読者の混乱を防げます。
関連記事への内部リンクを追加する


最後に、関連する自分の記事へのリンクを足します。読者が次に知りたくなる情報へ、迷わず進めるようにするためです。
リンクの文字には「こちら」ではなく、リンク先の内容が分かる言葉を使いますね。
全部を一度に直そうとすると、丸一日かかって心が折れます。僕はタイトルと見出しだけ直して公開、という日もありますね。
サイト全体のリンク構造から見直したい方は、以下の記事が参考になります。


STEP5:インデックス登録をリクエストする


書き直したら、サーチコンソールで再クロールを依頼します。
Googleに更新を知らせることで、再評価までの時間を短くできるためです。
やり方は、画面上部の検索窓に記事URLを入れ、「インデックス登録をリクエスト」を押すだけです。
この操作はGoogle 検索セントラルでも案内されています。
ただし、リクエストしてもすぐ順位が動くわけではありません。数日から数週間は様子を見る形になりますね。
ここまでの5ステップを回せば、リライトの流れは一通り身につきます。
リライトは筋トレに近いですね。1回で変わることはないですが、続けた記事だけがじわじわ伸びていく印象です。
リライトの効果が出ないときの対処法


直したのに順位が動かないときの考え方をまとめました。
- 順位が上がらない原因を切り分ける
- リライトより統合・削除が向いている記事
- AIにリライトを任せていい範囲
- 管理シートでリライトを仕組み化する
詳しく掘り下げていきます。
順位が上がらない原因を切り分ける


効果が出ないときは、原因を3つに分けて考えます。まとめて「ダメだった」と判断すると、次の一手が決まらないからですね。
よくある原因は次の3つです。
- 検索意図のずれ:上位が比較記事なのに手順記事のままになっている
- 情報の不足:読者の疑問が記事の中で解決していない
- 記事の分散:似たキーワードの記事が複数あり評価が割れている
どれに当てはまるかが分かれば、直す場所は自然と絞れてきます。
順位が動かないと、つい文章を書き足したくなるんですよね。でも足りないのは文字数ではなく、答えそのものだったことが多いです。
リライトより統合・削除が向いている記事


似たテーマの記事が複数あるなら、1本にまとめる方が効果的です。
同じキーワードで自分の記事同士が競い合い、評価が分散してしまうためですね。
統合の進め方はシンプルです。残す記事を1本決めて、もう片方の内容を移します。
移し終えた古い記事は削除し、301リダイレクト(古いURLから新しいURLへ自動で転送する設定)をかけます。ただし、アクセスがある記事をいきなり消すのは避けたいところです。数値を確認してから判断すると安全ですね。
AIにリライトを任せていい範囲


AIは分析と下書きまで、判断と体験は自分で担当する形が扱いやすいです。
読者に価値があるかどうかを決められるのは、記事を運営している本人だけだからです。
AIに任せやすい作業は次の通りです。
- 上位記事の見出し整理:差分の洗い出しが一気に速くなる
- 長い文章の言い換え:読みにくい文を短く直せる
- 誤字脱字のチェック:自分では気づけない見落としを拾える
一方で、AIが出した文章をそのまま公開すると、自分の体験や視点が消えてしまいます。Googleも人のために作られた有用なコンテンツを評価すると検索セントラルで示しています。
AIに全部書き直させた記事は、読み返すと誰が書いても同じ文章になっていました。僕の失敗談として残っていますね。
管理シートでリライトを仕組み化する


リライトはスプレッドシートで管理すると続けやすくなります。
記録が残らないと、何を直したか自分でも忘れてしまうからですね。
シートに並べるのは、記事タイトル・狙うキーワード・実施日・前後の順位の4項目です。
3ヶ月後に見返すと、効果が出た手直しの傾向が見えてきます。その傾向が分かれば、次のリライトは迷う時間が短くなりますね。原因の切り分けと記録さえできていれば、リライトは着実に精度が上がっていきます。
僕はシートに「何を直したか」の一言メモも残しています。後から見返すと、自分の弱点がはっきり分かるんですね。
ブログのリライトでよくある質問


よくある質問と回答をまとめました。
- リライトの効果が出るまでどれくらいかかりますか?
- 記事の公開日は変更した方がいいですか?
- 新規記事とリライトはどちらを優先すればいいですか?
順番に確認していきましょう。
リライトの効果が出るまでどれくらいかかりますか?


目安は2週間から3ヶ月ほどです。
Googleが記事を読み直し、評価をつけ直すまでに時間がかかるためですね。1週間で判断すると、効果が出る前に「失敗した」と誤解してしまいます。
数値のチェックは、リライトから1ヶ月後を1回目の区切りにすると分かりやすいです。
記事の公開日は変更した方がいいですか?


中身を大きく変えたときだけ、更新日を表示する形がおすすめです。
内容を変えずに日付だけ新しくする行為は、読者にとって何のメリットもありません。
WordPressのテーマによっては、更新日を自動で表示する設定があります。そちらを使えば、公開日は残したまま「いつ直したか」を読者に伝えられますね。
日付だけ新しくして順位が上がるなら苦労しないですね。僕は中身を3割以上変えたときだけ、更新日を出すようにしています。
新規記事とリライトはどちらを優先すればいいですか?


記事数が30本程度になるまでは、新規記事を優先すると良いかなと。
そもそも記事が少ないうちは、リライトする候補自体が集まらないからです。
30本を超えたあたりから、新規3本にリライト1本くらいの割合に変えていきます。サーチコンソールのデータが増えるほど、リライトの精度も上がっていきますね。
質問で一番多いのは効果が出るまでの期間ですね。僕も待つのが苦手なので、リライト後は別の記事を書いて気を紛らわせています。
リライトで見出しを組み直すときは、見出しの作り方を知っておくと作業がスムーズになります。以下の記事で具体例つきに解説しています。


リライトのやり方を覚えて眠っている記事を育てよう


ここまで、ブログのリライトのやり方を記事の選び方から手順まで解説してきました。
最後に、押さえておきたいポイントを振り返ります。
- リライトの成果は、直す記事の選び方でほぼ決まる
- 検索順位が11位〜30位の記事を優先して選ぶ
- 数値記録→検索意図の見直し→差分の穴埋めの順で進める
- すぐ動かなくても1〜3ヶ月は様子を見る
すでに書いた記事は、それだけで大きな資産になります。眠っている記事を1本ずつ起こしていきましょう。
まずはサーチコンソールを開いて、順位が惜しい記事を探してみます。
1記事直すごとにコツがつかめてくるので、無理のないペースで続けてみてください。
読みやすい文章に整理し直したい方は、以下の記事が役立ちます。リライト時の書き換え作業がぐっとラクになります。









