ブログの内部リンクって、どこにどう貼ればいいんでしょうか?
内部リンクは「読者が次に知りたくなること」に合わせて貼るのがコツですね。読者が迷わず次の記事に進めると、ブログ全体の評価も上がっていきます。
この記事では、ブログの内部リンクの貼り方のコツを解説します。


本記事の専門性
当ブログを運営しているZettoです。過去300記事以上を執筆してきた経験をもとに解説します。
【保有資格】SEO検定全級・WEBライティング実務士・SNSマーケティング検定など
この記事を読めば、内部リンクの基本から貼る位置・ブログ全体の設計まで一通り理解できます。
ぜひ参考にしてみてください。
ブログの内部リンクとは?押さえておきたいSEO効果


内部リンクとは、自分のブログの記事から、同じブログの別の記事へつなぐリンクのことです。
この章では次の2つを解説します。
- 内部リンクと外部リンクの違い
- 内部リンクがブログのSEOで効く3つの理由
まずは基本から確認していきましょう。
内部リンクと外部リンクの違い


違いは「リンク先が自分のサイトかどうか」だけです。
- 内部リンク:自分のブログ内の別記事へつなぐリンク
- 外部リンク:他人のサイトやサービスへつなぐリンク
たとえば、僕のブログの記事から同ブログ内の別記事へ飛ばすのが内部リンクです。一方、他サイトへ飛ばすのは外部リンクになります。
イメージとしては、家の中の廊下が内部リンク、玄関から外へ出る道が外部リンクですね。
どちらも読者の役に立つために使うものですが、ブログ全体を育てる意味で効いてくるのは内部リンクのほうかなと。
僕自身、今は記事を書き終えたら真っ先に内部リンクを確認する項目になっています。
内部リンクがブログのSEOで効く3つの理由


内部リンクは、読者にもGoogleにも良い影響があります。
理由は次の3つです。
- 読者が次の記事に進みやすくなり、ブログの滞在時間が伸びる
- Googleのクローラー(サイトを巡回するロボット)が記事を見つけやすくなる
- リンクを通じて、記事同士の関係やテーマの深さが伝わりやすくなる
特に大きいのは1つ目です。1記事読んで終わりだった読者が、2記事目・3記事目と読んでくれるようになります。
Googleも検索セントラルの公式ガイドで、リンクによってページ同士のつながりが理解されると説明しています。
つまり内部リンクは、読者への案内とGoogleへの説明を同時にこなす仕組みですね。
新しい記事を公開したのに検索に出てこない、というときは、既存記事から1本リンクを貼ると動きが出ることが多い印象です。
ブログの内部リンクを貼るときのコツ5つ


ここからは、記事単位で内部リンクを貼るときの具体的なコツを紹介します。
この章で解説するのは次の5つです。
- 関連性の高い記事同士をつなぐ
- アンカーテキストはリンク先の内容がわかる言葉にする
- 読者に疑問が生まれる位置に内部リンクを置く
- ブログカードとテキストリンクを使い分ける
- リライトのたびに内部リンクを見直す
それぞれ解説します。
関連性の高い記事同士をつなぐ
内部リンクは、話がつながる記事同士だけを結びます。
なぜなら、読んでいる内容と関係ない記事を出されても、読者はクリックしないからです。むしろ「宣伝された」と感じて離れてしまいます。
たとえば、記事の書き方を解説している途中に、レンタルサーバーの記事へのリンクがあっても読者は困りますよね。
判断に迷ったら「今この段落を読んでいる人は、次に何を知りたいか」を考えてみてください。
アンカーテキストはリンク先の内容がわかる言葉にする


アンカーテキスト(リンクが貼られた文字のこと)は、中身がわかる言葉にします。
読者はその文字だけを見て、クリックするかどうかを決めているからです。
読者が中身を想像できる書き方


リンク先で何がわかるのかを、そのまま文字にするイメージですね。
- ブログ記事の書き方を8ステップで解説
- WordPressの初期設定でやること
- 見出しの作り方の基本
このように書けば、読者はクリック前に中身を想像できます。Googleにもリンク先のテーマが伝わりやすくなりますね。
避けたいアンカーテキストの例


反対に、中身がわからない言葉は避けたいところです。
- こちら
- 詳しくはこちら
- この記事
- URLをそのまま貼っただけのリンク
「こちら」は書く側は楽ですが、読者からすると何が待っているのか分かりません。
クリック率が伸びないときは、まずアンカーテキストを見直すと変化が出やすいです。
僕も昔は「詳しくはこちら」を連発していました。言葉を具体的に変えただけでクリックされ方が変わったので、地味ですが効きますね。
読者に疑問が生まれる位置に内部リンクを置く


内部リンクは、読者の頭に「?」が浮かんだ瞬間に置きます。
理由は、疑問が生まれていないタイミングでリンクを出しても、読者に必要性がないためです。
たとえば本文で「ドメインを決めます」と書いた直後は、「どう決めればいいの?」という疑問が生まれやすい場所ですね。そこにドメイン名の決め方の記事を置くと、自然な流れでクリックされます。
記事の最後にまとめて関連記事を並べるより、本文中の疑問が出た位置に置くほうが読まれやすいかなと。
ブログの記事全体の書き方を整理したい方は、以下の記事で流れをまとめています。内部リンクを置く位置を考えるときの土台にもなります。


ブログカードとテキストリンクを使い分ける


リンクの見せ方は、目立たせたいかどうかで決めます。
- ブログカード:記事のタイトルと画像が四角く表示される形。目立たせたいときに使う
- テキストリンク:文章の中に文字でリンクを埋め込む形。話の流れを止めたくないときに使う
本文の途中で軽く補足したいだけならテキストリンク、しっかり読んでほしい記事ならブログカード、という使い分けですね。
ブログカードを何個も並べると、読者が選べなくなって逆にクリックされなくなります。1か所につき1〜2個までに抑えると読みやすいです。
僕はブログカードは1記事に2〜3個までと決めています。並べすぎるとカタログみたいになって、読み物として落ち着かないんですよね。
リライトのたびに内部リンクを見直す


内部リンクは、貼って終わりではなく育てるものです。リライト(記事の書き直し)のときは、次の2点を確認すると良いですね。
- 古い記事から、新しく書いた関連記事へのリンクが貼れないか
- リンク先が削除・変更されて、つながらなくなっていないか
新しい記事から古い記事へリンクするのは自然にできます。逆方向、つまり古い記事から新しい記事へのリンクは意識しないと抜け落ちがちです。
月に一度、過去記事を見返す日を作るくらいでちょうどいいかなと。
ここまでの5つを押さえれば、記事単位の内部リンクはひととおり形になります。
僕は記事を公開したあと、その日のうちに「どの過去記事から貼るか」を必ず考えるようにしています。後回しにすると本当に忘れるので。
ブログ全体で内部リンクをつなぐ設計のコツ


記事単位のコツを押さえたら、次はブログ全体の設計です。
ここまで考えられている初心者ブログは少ないので、差がつきやすい部分ですね。
この章では次の4つを解説します。
- ハブ&スポーク構造で軸になる記事を決める
- 読者の次の疑問から逆算して記事マップを作る
- AIで関連記事の候補を洗い出して効率化する
- 貼った内部リンクのクリック状況を確認する
ひとつずつ見ていきましょう。
ハブ&スポーク構造で軸になる記事を決める


ブログ全体は、軸になる記事を中心にまとめます。
ハブ&スポークとは、自転車の車輪をイメージした形のことです。中心(ハブ)に大きなテーマの記事を置き、そこから細かいテーマの記事(スポーク)へ放射状にリンクをつなぎます。
たとえば「ブログの始め方」を中心の記事にして、そこからサーバー選び・テーマ選び・初期設定などの記事へつなぐ形ですね。
大事なのは、スポーク側からハブ側にも戻すことです。行きっぱなしにせず、往復でつなぐと読者が迷子になりません。
サイト全体の構造の考え方は、以下の記事で詳しくまとめています。カテゴリ分けから見直したい方はこちらが参考になります。


読者の次の疑問から逆算して記事マップを作る


内部リンクの設計は、読者の疑問の順番から逆算します。
というのも、記事を書いた順番と、読者が読みたい順番は一致しないためです。
僕がやっているのは、紙に読者の疑問を順番に書き出す方法です。
たとえば「ブログを始めたい」→「何のブログにする?」→「どうやって開設する?」→「何を書く?」という流れですね。この矢印(ロードマップ)がそのまま内部リンクになります。
イメージしづらい方は、以下記事の内部リンク構成を参考にしてみてください。これからブログを始めたい読者が知りたいだろう順にリンクを貼っています。


AIで関連記事の候補を洗い出して効率化する


記事数が増えてきたら、AIに候補を出してもらうと早いです。
50記事、100記事と増えると、どの記事とどの記事がつながるのか、自分では把握しきれなくなります。
ClaudeやChatGPTに、記事タイトルの一覧を貼り付けて「この中で内容が近い記事の組み合わせを挙げてください」と頼むと、候補が並びます。忘れていた過去記事を思い出せるのがありがたいところですね。
ただし、最終判断は自分でします。AIはタイトルの言葉が似ているだけで組み合わせることがあるので、本当に読者の流れに合うかは中身を見て決める必要があります。
洗い出しはAI、判断は自分。この分担がちょうどいいかなと。
貼った内部リンクのクリック状況を確認する


貼ったあとは、実際にクリックされているかを見ます。
理由は、自分が「ここは押されるはず」と思った場所と、読者が押す場所がずれていることが多いためです。
Googleアナリティクスを使えば、どのリンクがクリックされたかを確認できます。難しく感じるなら、まずは「どの記事からどの記事へ移動されているか」だけ見れば十分ですね。
クリックが少ないリンクは、アンカーテキストを変えるか、置く位置を変えてみてください。
ブログの内部リンクに関するよくある質問


よくある質問と回答をまとめました。
- 内部リンクは1記事に何本くらい貼ればいいですか?
- 記事数が少ないうちでも内部リンクは必要ですか?
- 内部リンクを貼っても順位が変わらないときはどうすればいいですか?
さっそく見ていきましょう。
内部リンクは1記事に何本くらい貼ればいいですか?


目安は3〜5本ほどです。
本数そのものより、1本ずつが読者の流れに合っているかのほうが大事ですね。10本貼っても関係ない記事ばかりなら、読者は1つもクリックしません。
逆に、しっかり流れに合っていれば2本でも十分に機能します。まずは「この段落の読者が次に知りたいこと」に合う記事を3本探すところから始めると良いですね。
記事数が少ないうちでも内部リンクは必要ですか?
10記事程度でも、貼れるところがあれば貼っておきます。早い段階から関連する記事同士をつないでおくと、記事が増えたときに構造が崩れにくいためです。
ただし、無理に貼る必要はありません。関連する記事がまだないなら、次に書く記事を「今の記事とつながるテーマ」にすればいいだけですね。
僕は記事が少ない時期こそ、次の1記事を何にするか考える材料として内部リンクを使っていました。ネタ探しにもなるのでおすすめです。
内部リンクを貼っても順位が変わらないときはどうすればいいですか?


まずは記事そのものの中身を見直すのが先です。
内部リンクは記事の価値を伝えやすくする仕組みであって、中身が薄い記事を押し上げる魔法ではありません。読者の疑問に答えきれていない記事は、リンクを増やしても順位が動きにくい傾向があります。
順位より先に見てほしいのは、リンクのクリック数と滞在時間です。ここが動いていれば、内部リンクは仕事をしています。
順位はどうしても気になりますが、僕は内部リンクの効果は数週間単位で見るようにしています。焦って毎日順位チェックしていた頃より、気持ちが楽になりました。
記事の中身そのものを見直したい方は、読みやすい文章の書き方をまとめた以下の記事が参考になります。


内部リンクのコツを押さえて読まれるブログに育てよう


内部リンクは、読者を次の記事へ案内する道しるべです。
次の3つを押さえるだけでも、ブログの読まれ方は変わってきます。
- 関連性の高い記事同士をつなぐ
- 中身がわかるアンカーテキストにする
- 疑問が生まれた位置に置く
さらにハブ&スポーク構造で全体を設計すれば、記事が増えるほど強くなるブログになります。まずは今公開している記事を1つ開いて、リンクを1本足すところから始めてみてください。
私も今日から、過去記事に1本ずつリンクを足してみます。
全部いっぺんに直そうとすると疲れてしまうので、1日1記事くらいがちょうどいいかなと。
記事の構成そのものを見直したい方は、ブログ記事の構成の作り方をまとめた以下の記事もあわせて読んでみてください。内部リンクを置く位置が決めやすくなります。




