ブログのサイト設計って、初心者でも必要でしょうか?そもそも何から手をつければいいんでしょうか?
サイト設計はブログ全体の「設計図」ですね。先に方向性を決めておくと、記事がバラバラにならず読者にも届きやすくなりますよ。
この記事では、ブログのサイト設計を6ステップで解説します。


本記事の専門性
当ブログを運営しているZettoです。過去300記事以上を執筆してきた経験をもとに解説します。
【保有資格】SEO検定全級・WEBライティング実務士・SNSマーケティング検定など
この記事を読めば、ブログのサイト設計のやり方から、AIで時短する方法まで一通りわかります。
ぜひ参考にしてみてください。
ブログのサイト設計とは?必要性をやさしく解説


まずはブログのサイト設計がどういうものか、なぜ必要かを整理します。
- サイト設計はブログ全体の設計図
- ブログにサイト設計が必要な3つの理由
- 設計せずに記事を書き続けると起きること
順番に確認していきましょう。
サイト設計はブログ全体の設計図


サイト設計とは、ブログをどんなテーマで、誰に向けて作るかを先に決める作業です。
家を建てるときに、いきなり木材を切り始める人はいませんよね。まず「何部屋にするか」「どんな間取りにするか」の設計図を描きます。
ブログも同じイメージですね。設計図があるから、記事という部屋がきれいに並びます。
具体的には、次のようなことを決めていきます。
- ジャンル:どんな分野を扱うか
- ターゲット読者:誰の悩みを解決するか
- ゴール:最終的にどんな行動をしてもらうか
この土台があると、記事を書くたびに迷わなくなります。
ブログにサイト設計が必要な3つの理由


サイト設計が必要な理由は、大きく3つあります。
- 記事に一貫性が出る:テーマがそろって専門性が伝わりやすくなります
- 読者が回遊しやすい:関連記事へ自然につながり、離脱が減ります
- 収益化の道筋が見える:ゴールから逆算して記事を用意できます
なかでも大きいのは「専門性が伝わる」点かなと。
Googleは、特定のテーマに詳しいサイトを評価する傾向があります。これはE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性のこと)という考え方で、Google検索セントラルでも重視されています。(以下記事を参考)
設計でジャンルを絞ると、この専門性が自然と積み上がっていきます。
僕も設計を意識し出してから、記事同士のつながりを考えるのが楽しくなったんですよね。
設計せずに記事を書き続けると起きること


設計なしで書き続けると、記事がバラバラになりがちです。
理由は、そのときの気分で好きなテーマを書いてしまうためですね。今日は料理、明日はガジェット、みたいに散らばっていきます。
たとえば僕は、始めたばかりの頃に思いついた記事を手当たり次第に書いていました。結果、どのカテゴリーにも記事が数本ずつしかなく、読者がどこに何があるのか分かりにくい状態になったんですよね。
そうなると、後から整理し直すのがけっこう大変です。最初に設計しておけば、この遠回りは減らせます。
サイト設計は、ブログを長く続けるための土台になるかなと。
散らかった部屋を後から片づけるより、最初から棚を決めておく方が楽ですよね。ブログもまさに同じだと思います。
ブログサイト設計の手順6ステップ


ここからは、ブログのサイト設計を具体的な6ステップで解説します。
- STEP1:ジャンルとテーマを決める
- STEP2:コンセプトとターゲット読者を固める
- STEP3:ゴール(収益化の商品)を決める
- STEP4:AIでキーワードと必要な記事を洗い出す
- STEP5:カテゴリー分けと内部リンクを設計する
- STEP6:記事を書く優先順位を決める
ひとつずつ見ていきましょう。
STEP1:ジャンルとテーマを決める


最初に、ブログで扱うジャンルを決めます。
ジャンルは「好き」「詳しい」「需要がある」の3つが重なる分野を選ぶと続けやすいですね。好きなだけだと需要がなく、需要だけだと書いていて苦しくなります。
たとえば「筋トレが好きで、自分でも続けている」なら、筋トレは有力な候補になります。
ジャンルが決まれば、サイト設計の半分は進んだと言ってもいいくらいです。
僕はジャンルを絞るのに一番時間をかけましたね。ここが定まると、あとの作業がぐっと軽くなると感じています。
ジャンル選びで迷ったら、以下の記事で選び方を詳しくまとめています。あわせて読んでみてください。


STEP2:コンセプトとターゲット読者を固める


次に、コンセプトとターゲット読者を決めます。
コンセプトとは「誰に、何を、どう伝えるブログか」を一言で表したものです。ターゲット読者は、その記事を届けたい相手ですね。
ここを決めるときは、次の3つを具体的にイメージします。
- 年齢や職業:たとえば「30代の会社員」
- 悩み:「副業で月1万円稼ぎたいけど何から始めるか分からない」
- 求めるゴール:「無理なく続けられる方法を知りたい」
相手をひとりに絞り込むほど、刺さる文章が書けるようになります。
「みんなに向けて」書くと、結局だれにも響かないことが多いんですよね。
STEP3:ゴール(収益化の商品)を決める


3つ目は、ブログのゴールを決めるステップです。
ゴールとは、読者に最終的にとってほしい行動のこと。収益化を目指すなら、紹介したい商品やサービスがゴールになります。
先にゴールを決める理由は、そこから逆算して記事を用意できるためです。
たとえばWordPressのサーバーを紹介したいなら、「ブログの始め方」「サーバーの選び方」といった記事が必要になりますよね。ゴールが決まると、書くべき記事が見えてきます。
ゴールから逆算する。この順番がサイト設計ではとても大事かなと。
最初は「とりあえず書いてから考える」でもいいのですが、早めにゴールを意識すると回り道が減りますね。僕はここを後回しにして苦労しました。
STEP4:AIでキーワードと必要な記事を洗い出す


4つ目は、必要な記事の洗い出しです。ここでAIを使うと一気に時短できます。
キーワードとは、読者が検索するときに打ち込む言葉のこと。このキーワードごとに記事を用意していくイメージですね。
まずは自分の頭で、読者が悩みそうなことを書き出します。そのうえで、ClaudeやChatGPTに関連キーワードを広げてもらうと抜け漏れが減ります。
たとえばAIにこう聞くイメージです。
- 「筋トレ初心者が検索しそうなキーワードを30個出して」
- 「このキーワードを、悩みの段階ごとに分類して」
ただし、AIの答えをそのまま鵜呑みにするのは避けたいところ。自分の経験や読者理解を加えることで、より読者に届くリストになります。AIは強力な相棒ですが、最後の判断は自分でするイメージですね。
僕もキーワード出しはAIに手伝ってもらいますが、実際に検索して中身を確かめるようにしています。AI任せだと、ずれたキーワードが混ざることもあるんですよね。
STEP5:カテゴリー分けと内部リンクを設計する


5つ目は、洗い出した記事をカテゴリーごとに分ける作業です。
カテゴリーとは、記事をテーマ別にまとめる棚のようなもの。似た記事を同じ棚に入れると、読者が探しやすくなります。
このとき、内部リンク(自分のブログ内の記事同士をつなぐリンク)の流れも考えます。
おすすめは、次のような親子構造にする方法です。
- 親記事:カテゴリー全体をまとめた総合ガイド
- 子記事:ひとつのテーマを深掘りした個別記事
親記事から子記事へリンクをつなぐと、読者が回遊しやすくなります。SEOの面でも、関連する記事同士をつなぐことは有効だとGoogle検索セントラルでも触れられています。
内部リンクは、記事を書きながら少しずつ足していけば大丈夫ですよ。
STEP6:記事を書く優先順位を決める


最後は、どの記事から書くかの優先順位を決めます。
優先すべきは、ゴールに近い記事と、読者が最初に読みそうな入り口の記事です。すべてを一度に書こうとすると、手が止まりやすいためですね。
具体的には、次の順番を意識すると進めやすいです。
- ゴールに直結する記事:収益化につながる商品紹介など
- 入り口になる記事:「〇〇 始め方」のような基本記事
- 補足する記事:細かい疑問に答える記事
僕は、まず入り口の記事を数本書いてから、ゴール記事に取りかかりました。全体像が見えていると、迷わず書き進められますね。
WordPressでこれから始める方は、開設手順をまとめた以下の記事も参考になります。あわせてどうぞ。


ここまでの6ステップを踏めば、サイト設計の骨組みは完成です。
全部を完璧にやろうとすると疲れるので、僕は6割くらいで一度走り出しますね。走りながら直す方が、結果的に早いと感じています。
挫折しないブログサイト設計のコツ


設計で気負いすぎると、書き始める前に疲れてしまいます。挫折しないためのコツを3つ紹介します。
- まずは30~50記事の最小構成から始める
- 再設計を前提に7割の完成度で走り出す
- 副業と両立できる作業ペースを決める
それぞれのポイントを解説します。
まずは30~50記事の最小構成から始める


いきなり100記事の設計を目指さなくて大丈夫です。まずは30〜50記事の最小構成から始めましょう。
理由は、最初から大きな設計を組むと、書き終える前に息切れするためですね。
たとえば1つのカテゴリーで10記事、それを3〜5カテゴリー分。これくらいなら全体像もつかみやすいです。
小さく始めて、手ごたえを見ながら広げていく。ダイエットと同じで、いきなり無理をすると続かないんですよね。
まずは小さな設計図から。ここから育てていくイメージですね。
再設計を前提に7割の完成度で走り出す


設計は、あとから変えていい前提で進めます。7割くらいの完成度で走り出すのがおすすめですね。
なぜなら、書いてみて初めて気づくことがたくさんあるためです。頭の中だけで完璧な設計を作るのは、なかなか難しいものです。
僕自身、最初に決めたカテゴリー分けを、記事が数本たまった時点で追加したり変更したりしました。実際に書いてみると「このカテゴリーは分けた方がいい」と見えてきたんですよね。
設計は一度きりではなく、育てていくものです。だから最初は7割で十分かなと。
完璧を目指して動けなくなるより、ざっくり決めて手を動かす方がいいと感じています。走りながら直せるのがブログのいいところですね。
副業と両立できる作業ペースを決める
副業でブログをやるなら、無理のない作業ペースを先に決めておきます。
理由は、勢いだけで走ると、忙しい時期に一気に止まってしまうためです。
たとえば「平日は30分、休日に2時間」のように、生活に合わせた枠を決めておくと続けやすいですね。
毎日更新のような高い目標は、後から上げていけば大丈夫です。
続けられるペースこそが、遠回りに見えて一番の近道になります。
ブログのサイト設計でよくある質問


サイト設計でよく聞かれる質問と回答をまとめました。
- AIに全部任せて大丈夫ですか?
- サイト設計にはどれくらい時間をかけるべき?
- 一度決めたジャンルは途中で変えられない?
順に見ていきましょう。
AIに全部任せて大丈夫ですか?


AIに丸投げするのは避けた方がいいですね。
キーワード出しや構成の下書きは、AIがとても得意です。ただ、記事に自分の経験や意見が入っていないと、どこかで見たような内容になりがちなんですよね。
Googleは、独自の経験や一次情報を含む記事を評価する傾向があります。
AIで下書きを作り、そこに自分の言葉を足す。この流れがおすすめです。
AIは相棒として頼りつつ、最後は自分で仕上げるイメージですね。
サイト設計にはどれくらい時間をかけるべき?
時間をかけすぎない方がいいかなと。
目安としては、数日〜1週間ほどで大枠を決めるくらいで十分です。
設計は走りながら直せるので、ここで完璧を目指す必要はありません。
むしろ、考えすぎて記事を1本も書けないほうがもったいないですね。ざっくり決めたら、早めに1本目を書いてみましょう。
一度決めたジャンルは途中で変えられない?


ジャンルは途中で変えられます。
もちろん、大きく変えると書きためた記事が活きにくくなるので、慎重に選びたいところです。ただ、少し方向を寄せる程度なら問題ありません。
たとえば「筋トレ全般」から「初心者向けの筋トレ」に絞る、といった調整はよくあります。やりながら、しっくりくる方向へ寄せていけば大丈夫ですよ。
僕も途中でターゲットを少し絞り直しました。最初から完璧に決めきれなくても、走りながら調整できるので安心してほしいですね。
AIを味方につけてブログのサイト設計を始めよう


ブログのサイト設計は、ブログ全体の設計図を先に描く作業です。ジャンルやターゲット、ゴールを決めておくと、記事がバラバラにならず読者にも届きやすくなります。
今回の6ステップをおさらいします。
- ジャンルとテーマを決める
- コンセプトとターゲット読者を固める
- ゴール(収益化の商品)を決める
- AIでキーワードと必要な記事を洗い出す
- カテゴリー分けと内部リンクを設計する
- 記事を書く優先順位を決める
大事なのは、完璧を目指さず7割で走り出すことですね。
設計は育てていくものなので、最初は小さな構成で十分です。AIをうまく味方につければ、キーワード出しや洗い出しの時間もぐっと減らせます。
なんだか、私にもサイト設計ができそうな気がしてきました!
その気持ちがあれば大丈夫ですね。まずはジャンルを決めるところから、気軽に始めてみてくださいね。
これからブログを始める方は、開設から初期設定までをまとめた以下の記事から読んでみてください。






