ブログのキーワード選定って、そもそも何から手をつければいいんでしょうか?
記事の軸になる言葉を1つ決めるところからですね。軸が決まると、そこから候補を広げるだけで済みます。
この記事では、ブログのキーワード選定のやり方を4ステップで解説します。


本記事の専門性
当ブログを運営しているZettoです。過去300記事以上を執筆してきた経験をもとに解説します。
【保有資格】SEO検定全級・WEBライティング実務士・SNSマーケティング検定など
この記事を読めば、キーワードの集め方から記事に落とし込む流れまで一通りわかります。
ぜひ参考にしてみてください。
ブログのキーワード選定とは


ブログのキーワード選定とは、記事で検索の上位表示を狙う言葉を決める作業です。
- キーワード選定がアクセス数を左右する理由
- キーワードの3つの種類
- 初心者がロングテールキーワードから狙う理由
ひとつずつ見ていきましょう。
キーワード選定がアクセス数を左右する理由


結論から言うと、記事が読まれるかどうかは言葉選びでほぼ決まります。
というのも、誰も検索していない言葉で書くと、読者がページにたどり着けないためです。
たとえば「今日の作業記録」というタイトルの記事を検索する人は、ほとんどいません。一方で「ブログ 書き方 初心者」なら、毎月まとまった数の人が検索しています。
同じ1記事を書く労力でも、狙う言葉によって届く人数は大きく変わります。Googleも検索セントラルで、読者の役に立つ内容を作ることを基本方針として示しています。
つまりキーワード選定は、その「役に立つ相手」を先に決める作業なんですよね。
僕もブログを始めた頃は、なんとなく思いついたタイトルをそのまま記事にしていました。当然ほとんど読まれず、そこで初めて言葉選びの重みに気づいた形ですね。
キーワードの3つの種類


キーワードは、検索される回数の多さで3つに分けられます。それぞれの特徴は次の通りです。
- ビッグキーワード:「ブログ」のような1語の言葉。検索数は多いが、企業サイトが上位を占めやすい
- ミドルキーワード:「ブログ 始め方」のような2語の組み合わせ。検索数と競争のバランスが中間
- ロングテールキーワード:「ブログ 始め方 スマホ」のような3語以上。検索数は少ないが、悩みが具体的
語数が増えるほど検索される回数は減りますが、その分ライバルも減っていきます。
僕はロングテールの方が書いていて楽しい派です。読者の顔が想像しやすくて、書く内容に迷わないんですよね。
初心者がロングテールキーワードから狙う理由


始めたばかりのブログは、ロングテールキーワードから狙うのが得策です。
理由は、短い言葉ほど公式サイトや大手メディアが上位を固めているためです。「ブログ」のような1語で戦うのは、初出場のチームがいきなり決勝に挑むようなものかなと。
対してロングテールなら、悩みが細かく分かれるぶん個人の記事でも入り込む余地があります。さらに、検索する人の悩みがはっきりしているので、記事の内容もぶれにくいです。
まずは検索数の少ない言葉で1位を積み重ね、そこから広い言葉へ広げる流れが現実的ではないでしょうか。
ここまでで、キーワード選定がなぜ必要かという土台がつかめたと思います。
検索数が少ない言葉って、最初は物足りなく見えるんですよね。でも実際に1位を取れると自信になるので、僕は小さい山から登る派です。
ブログのキーワード選定のやり方4ステップ


ここからは、実際の手順を4つのステップに分けて解説します。
- STEP1:ブログのテーマから軸キーワードを決める
- STEP2:無料ツールで関連キーワードを集める
- STEP3:検索意図をKnow・Do・Buy・Goで分類する
- STEP4:個人ブログでも勝てるキーワードに絞り込む
順番に確認していきましょう。
STEP1:ブログのテーマから軸キーワードを決める
最初にやるのは、ブログ全体の軸になる言葉を1つ決めることです。
軸キーワードとは、そのブログが扱うテーマを一言で表す言葉を指します。
たとえば副業ブログなら「ブログ」「副業」「アフィリエイト」あたりが候補になります。料理系なら「時短レシピ」、旅行系なら「一人旅」といった形ですね。
ここが決まっていないと、集める候補がバラバラになって記事同士がつながりません。
まだブログのテーマ自体が固まっていない場合は、先にジャンルを決めるところから始めると迷いが減ります。
軸キーワードは1つに絞った方が動きやすいです。僕も欲張って3つ持っていた時期があり、記事の方向性がぶれて苦労しました。
ジャンルの選び方については、以下の記事で判断の基準を詳しく解説しています。テーマ決めから見直したい方はあわせて読んでみてください。


STEP2:無料ツールで関連キーワードを集める
軸キーワードが決まったら、そこにひもづく言葉を無料ツールで一気に集めます。
ここは手作業で考えるより、ツールに任せた方が圧倒的に速いです。
ラッコキーワードでサジェストを一覧にする


まずはラッコキーワードで、実際に検索されている組み合わせを洗い出します。サジェストとは、検索窓に言葉を入れたとき下に出てくる候補のことです。
軸キーワードを入力すると、その候補が数百件まとめて表示されます。無料プランでも1日あたりの回数制限内で使えるので、最初はここで十分かなと。
集めた一覧はコピーして、スプレッドシートに貼り付けておくと後の作業が楽になります。
Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを確認する


次に、集めた言葉が月にどれくらい検索されているかを確認します。
使うのはGoogle広告の無料機能である、キーワードプランナーです。検索ボリュームとは、その言葉が1か月に検索されるおおよその回数を指します。
広告を出していない状態だと「10〜100」のようなざっくりした幅で表示されます。
初心者のうちは、正確な数字より「多いか少ないか」の目安がつかめれば問題ありません。
STEP3:検索意図をKnow・Do・Buy・Goで分類する


集めた言葉は、検索する人の目的別に4つに分類します。検索意図とは、その人が検索した先で何をしたいのかという目的のことです。分類の型は次の4つです。
- Know(知りたい):「ブログ キーワード選定 とは」のように知識を求めている
- Do(やりたい):「キーワード選定 やり方」のように手順を探している
- Buy(買いたい):「キーワードツール 有料 比較」のように購入を検討している
- Go(行きたい):「ラッコキーワード ログイン」のように特定の場所を目指している
同じ言葉でも、目的が違えば書くべき内容はまったく変わります。たとえばDoなら手順を並べ、Buyなら比較表を用意する形ですね。
分類しておくと、記事を書く段階で構成に迷う時間がぐっと減ります。
この分類、地味ですが効果は大きいと感じています。僕はスプレッドシートに列を1つ足して、機械的にK・D・B・Gを書き込むようにしていますね。
STEP4:個人ブログでも勝てるキーワードに絞り込む
最後に、自分のブログで上位を狙えそうな言葉だけを残します。
判断材料は検索ボリュームだけではありません。実際の検索結果を見て決めます。
上位10記事の顔ぶれを確認する


狙いたい言葉で実際に検索し、1ページ目の顔ぶれを確認します。チェックするポイントは次の通りです。
- 公式サイトや大手メディアばかりが並んでいないか
- 個人ブログが1つでも入っているか
- 記事の情報が古いまま放置されていないか
個人ブログが混じっていれば、自分にも入り込む余地があると考えられます。
逆に企業サイトで埋まっている言葉は、後回しにした方が時間を無駄にしません。
記事タイプから入り込む余地を判断する
顔ぶれに加えて、上位記事がどんな型で書かれているかも見ておきます。
たとえば商品紹介ページばかりが並ぶなら、体験談で差をつけられる可能性があります。逆に体験談が並んでいるなら、手順を整理した解説記事が刺さるケースもありますね。
上位と同じ型で真正面から戦うより、足りない切り口を埋める方が現実的かなと。
ここまでの4ステップを回せば、書くべき記事のリストが手元に残ります。
検索結果を自分の目で見る作業、僕はツールの数字より大事だと思っています。数字がよくても実際に開いたら勝ち目が薄い、というケースは本当に多いです。
選んだキーワードを記事づくりに活かす方法


選んだ言葉は、記事に落とし込んで初めて成果につながります。
- 検索意図から見出し構成を組み立てる
- 1記事1キーワードでカニバリゼーションを防ぐ
- AIにキーワード選定を任せる範囲を決める
- 順位を確認してリライトの時期を見極める
それぞれのポイントを解説します。
検索意図から見出し構成を組み立てる


記事を書く前に、まず見出しの並びを決めます。理由は、書きながら構成を考えると話があちこちに飛びやすいためです。
具体的には、上位10記事の見出しをすべて書き出して並べます。そのうえで共通して出てくるテーマを拾い、自分の記事にも入れる形ですね。
共通の見出しは、読者が求めている情報である可能性が高いためです。
さらに、上位記事にはないけれど読者に必要な情報を1つ足すと差別化になります。
僕は見出しを先に全部書いてから本文に入る派です。この順番にしてから、書き直しの回数がかなり減りました。
見出しの作り方そのものを深く知りたい方は、以下の記事で組み立て方を解説しています。構成づくりに悩んでいるなら参考になるはずです。


1記事1キーワードでカニバリゼーションを防ぐ
1つの記事で狙う言葉は、1つに絞るのが基本です。
カニバリゼーションとは、似た内容の記事同士がGoogleの評価を奪い合う状態を指します。
似たキーワードは1記事にまとめる
「ブログ キーワード選定 やり方」と「ブログ キーワード選定 方法」は、ほぼ同じ意味です。こうした言葉は分けて書かず、1記事にまとめた方が評価が集まります。
判断に迷ったら、両方で検索して上位記事の顔ぶれを見比べてみてください。
顔ぶれがほとんど同じなら、Googleも同じ意図として扱っている可能性が高いです。
ハブ&スポーク構造でサイト全体を設計する


記事数が増えてきたら、サイト全体の並べ方も考えておくと効果的です。
ハブ&スポーク構造とは、中心となるまとめ記事から各記事へ枝分かれさせる形を指します。
自転車の車輪をイメージすると分かりやすいかなと。中心記事から個別記事へリンクし、個別記事からも中心記事へ戻す形にします。
こうすると読者が回遊しやすく、Googleにもテーマのまとまりが伝わります。
サイト全体の設計手順は、以下の記事で図を交えて解説しています。記事が10本を超えたあたりで読むと効果的です。


AIにキーワード選定を任せる範囲を決める


AIは候補出しに強い一方、最終判断は自分でやるのが賢明です。
なぜなら、AIは実際の検索結果をその場で見ているわけではないためです。任せやすい作業と、自分でやりたい作業は次のように分かれます。
- AI向き:関連する言葉の洗い出し、検索意図の分類、見出し案のたたき台づくり
- 自分向き:上位10記事の確認、勝てるかどうかの判断、実体験の追加
ChatGPTやClaudeに「この言葉で検索する人の悩みを5つ挙げて」と頼むと、視点の抜けに気づけます。
ただし、そのまま記事にすると誰が書いても同じ内容になってしまいます。
AIで土台を作り、自分の体験や意見を足して仕上げる流れがちょうどいい距離感ではないでしょうか。
僕はAIに候補を100個出させて、そこから自分で20個に削る使い方が好きですね。削る作業に頭を使う方が、記事の質は上がる印象です。
順位を確認してリライトの時期を見極める


記事を公開したら、狙った言葉での順位を定期的に確認します。
公開直後は順位が安定しないため、3か月ほど様子を見るのが目安です。
その後の対応は、順位帯によって変えるとやりやすいです。11位から30位あたりなら、あと少しで1ページ目に届く位置になります。見出しの追加や情報の更新で、上がる可能性が高い層です。
50位より下の場合は、そもそも検索意図がずれているケースを疑ってみてください。
リライトは筋トレに近くて、1回やって終わりではありません。数か月おきに少しずつ手を入れることで、じわじわ順位が動いていきます。
ここまで押さえれば、選んだ言葉を記事の成果につなげる流れが見えてきたと思います。
僕は月に1回、順位をまとめて確認する日を決めています。毎日見ると一喜一憂して疲れるので、間隔を空けるくらいがちょうどいいかなと。
ブログのキーワード選定でよくある質問3つ


よくある質問と回答をまとめました。
- 検索ボリュームはどのくらいが目安ですか?
- 選んだキーワードで順位が上がらないときはどうすればいいですか?
- キーワード選定はAIだけで完結できますか?
さっそく見ていきましょう。
検索ボリュームはどのくらいが目安ですか?
始めたばかりのブログなら、月10〜100程度の言葉から狙うと成果が見えやすいです。
この規模なら、個人ブログでも上位に入れる余地が残っていることが多いです。
検索数が少なく感じても、悩みが具体的なぶん読者の満足度は高くなります。
10本積み上げれば、それなりのアクセスになる計算ですね。
選んだキーワードで順位が上がらないときはどうすればいいですか?


まずは、記事の内容が検索意図に合っているかを確認してみてください。順位が伸びない原因の多くは、読者が求める情報とのズレにあります。
実際に検索して上位記事を読み直し、自分の記事に足りない見出しを探します。そのうえで情報を追加し、公開から2〜3か月ほど様子を見る流れが現実的です。
僕も上がらない記事を何度も見直しました。書き直すというより、足りない部分を1つ足すくらいの感覚が続けやすいですね。
キーワード選定はAIだけで完結できますか?


候補集めまではAIで完結できますが、最後の絞り込みは自分の目で見る方が安全です。
AIはその瞬間の検索結果を見ていないため、競合の強さを正しく判断できないことがあります。
候補出しと分類はAIに任せ、勝てるかどうかの判断は自分で行う。この分担が現時点では扱いやすいかなと。
AIの回答をうのみにして痛い目を見たこともあります。便利な相棒として使いつつ、判断は自分で持っておくのが安心ですね。
なお、記事の書き方全体の流れを知りたい方は、以下の記事で執筆手順をまとめています。選んだ言葉を記事にする段階で役立つはずです。


キーワード選定の精度を上げて読まれるブログに育てよう


ブログのキーワード選定は、軸を決めて候補を集め、意図で分類して絞り込む流れで進めます。
最後に、今日から動き出すための一歩を確認しておきましょう。
- STEP1:軸キーワードを1つ決めて、ラッコキーワードで候補を集める
- STEP2:検索意図で分類し、個人ブログが上位にいる言葉を5個選ぶ
- STEP3:完璧を求めず記事を書き、公開後に順位を見ながら調整する
5個あれば、しばらく書く記事に困ることはありません。最初から完璧に選ぼうとせず、書いて順位を見て直す流れを回す方が早く上達します。
やることが整理できました。まずは候補を5個選ぶところから始めてみます。
その進め方がいちばん続きやすいですね。1本書くごとに選び方の精度も上がっていくので、気楽に手を動かしてみてください。
選んだ言葉を記事の形にする段階では、記事構成の型を知っておくと執筆がぐっと楽になります。
以下の記事で本文の組み立て方を解説しているので、次のステップとして読んでみてください。




